さいたまの観光・国際交流情報
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さいたま市の歴史

旧浦和市の歴史

 浦和市は、東は綾瀬川をはさんで岩槻市、西は荒川をはさんで朝霞市、志木市、富士見市、南は川口市、蕨市、戸田市、北は大宮市、与野市と境を接している。市の面積は70.67平方キロメートルで、南北に9.9キロメートル、東西に15.8キロメートルと東西に長く、その形は蝶が羽を広げた状態に似ている。
 市の中央部及び東部は大宮台地の先端部を占め、標高10~20メートル、西部は荒川流域の低地、中央部と東部台地の中間は芝川流域の低地、東端は綾瀬川流域の低地で、いずれも標高4~6メートルとなっている。特に芝川流域はかつての見沼の跡で、荒川流域よりも低い土地である。
 浦和という地名については、いくつか説があるが詳細は不明である。また、歴史上にその名が見られるのは、日光輪王寺所蔵の応永3年(1396)の奥書を持つ大般若経に「武州浦和」とあるのが初見である。
 江戸時代、五街道の一つ中山道の宿場町となり、現在の常磐に本陣・脇本陣が置かれ、また毎月二と七のつく日に市が開かれる「二・七の市」が盛んになるなど、町場としての体裁が整っていった。さらに、徳川将軍が日光に参詣するために整備された日光御成街道(現国道122号)にも大門宿が設けられた。
 明治時代になると、この地域は武蔵県、大宮県を経て、明治2年浦和県となり県庁が鹿島台に置かれた。さらに廃藩置県後、浦和県は岩槻県、忍県、小菅県などと合併し埼玉県となった。そして、県庁は岩槻と定められたが適当な施設がなく、浦和の施設がそのまま用いられ、さらに諸施設が設置されるようになり、浦和は県都としての機能を強化していった。
 明治6年、教員養成機関として学制改正局(埼玉大学教育学部の前身)が浦和宿本陣内に置かれ、翌年には 埼玉県師範学校と改称された。また、明治9年には医学校が開設された。さらに、県立浦和第一尋常中学校、県立浦和高等女学校、官立浦和高等学校などが次々と開校され教育施設の充実が進み、全国から優れた学生が浦和に集まるようになり、行政の中心という特性とともに、「文教都市浦和」としての地位も確固たるものになっていった。
 昭和7年、木崎村、谷田村との合併と時を同じくして、省線電車(現京浜東北線)が整備されると、都市化に伴う人口の流入が著しくなり、昭和9年二月には人口約4万3千人となり、市制施行に至った。
 その後、昭和15年には三室村、尾間木村、昭和17年には六辻町と合併し、さらに昭和30年代にも土合村、大久保村、戸田町の一部、美園村の一部と相次いで合併し、埼玉県の中心都市としての発展の土台を築いていった。
 また、9号国道(現国道17号)の開通など道路交通網の整備により、都市化の勢いは駅周辺から郊外まで広がりをみせることになった。
 戦後は、日本の高度経済成長とともに、市内に大規模な団地などが建設され、東京への通勤者の激増により、東京の衛星都市としての性格を強める一方、県都としての基盤整備が着実に進められていくことになった。
 昭和40年代に入り、新大宮バイパスや武蔵野線などの開通により、市域の交通網や都市施設の整備が一段と進んだ。また、旧中山道を中心とした商店街やオフィス街、北浦和駅前、南浦和駅前なども近大的なビル街に様変わりし、商業活動の面でも活発化していった。
 浦和に県庁が置かれて約一世紀の昭和56年4月、浦和駅西口の改造が完了し、新しい浦和の玄関が完成した。また、昭和60年には西部地域に埼京線が開通し、武蔵浦和駅、中浦和駅の2駅が開通され、さらに、東部地域には平成13年に地下鉄南北線から延伸した埼玉高速鉄道線が開通し、浦和美園駅が開設され、市域の鉄道交通の利便性が増した。
 こうした交通網の整備が進む一方、埼玉県の行政・文化の中心である県都浦和市のさらなる発展を図るため、「中心市街地整備構想」を策定し、魅力と個性ある一体的な都心地区の形成を推進するため、浦和駅東口・西口再開発事業や浦和駅の高架化、周辺街路の整備などを進めている。
 また、浦和は「サッカーのまち」として有名であるが、埼玉サッカーの発祥である埼玉県師範学校及び卒業生の活躍、昭和20年~50年代にかけては浦和高校、浦和西高校、浦和市立高校、浦和市立南高校が次々と全校大会で優勝を遂げ、その名を全国に轟かせた。中でも、浦和市立南高校は、単独高による全国初の三冠王にも輝いている。さらに近年、Jリーグの発足に際し、浦和レッドダイヤモンズのホームタウンとなり、サポーターの熱狂的な応援でも知られている。
※さいたま市誕生「浦和市・大宮市・与野市合併の記録」から抜粋
→ 旧大宮市の歴史
→ 旧与野市の歴史
→ 旧岩槻市の歴史
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