第5回コレクション展「模型でたどる鉄道史」鉄博で3月9日(土)からはじまります。

鉄道博物館には、大正時代に博物館が出来たときから所蔵をはじめた鉄道模型が200両ほどあります。
明治4年(1871年)にイギリスで製造された日本最古の蒸気機関車である1号機関車の模型をはじめ、新しい車両の投入に併せて作られたもの、展示することを目的に博物館自ら制作してきたものなど、多岐にわたります。

今回のコレクション展では、これまで未公開だったものを含め、これらの模型を一堂に見ることができます。


鉄道博物館には36両の実物車両が展示されています。
これらは歴史的に貴重な車両であったり、先進の技術が取り入れられた車両であったりと、鉄道史において重要な車両であるわけですが、そういった重要な車両であっても、スペースの関係もあり、館内にすべてを展示することはできません。

そこで考えられたのが、実物より小さい、しかし実物の車両とそっくりな模型を作って、実車の代わりに展示するということでした。


写真では分かりませんが、操作機器や座席といった細かいところまで、忠実に再現されています。


ロゴまでこのとおり、本物の車両となんらかわりません。
ちなみに、1両制作するのに「高級外国車1台分」かかるそうです。

これらの模型は、設計図を取り寄せ、場合によっては実際に車両を調査して、20分の1の縮尺で作られています。(展示されているものの中には15分の1の縮尺で作られた車両やそれ以上に大きな車両模型もあります)
このように精巧に作られた鉄道模型をもとに、復元された車両もあるほどです。


これが鉄道博物館となってから初めて作られた模型車両です。
ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせた動力システムを持つ、世界初のハイブリット車両です。

3月16日(土)からは、この日から運転が開始される『スーパーこまち』の車両模型も展示されます。

3/9〜15までは「はやぶさ」が展示されています。この同じ場所に『スーパーこまち』が展示されのです。

普段は何気なく乗っている電車ですが、長い歴史があって今があり、そしてこれからがあるのです。
この機会に、電車の特徴や仕組み、歴史的変換などを学んじゃいましょう!

なお、展示されている模型は写真撮り放題です!!

■会期
平成25年3月9日(土)〜6月10日(月)
※会期を通して125両ほどが展示されます。1度に展示されるのは80両ほどで、第1期(3/9〜4/22)と第2期(4/24〜6/10)で約40両ほど車両が入れ替わります。
■会場
鉄道博物館 2F スペシャルギャラリー1
■入場料
鉄道博物館の入館料だけで、見ることが出来ます。
■問合せ
鉄道博物館
TEL 048-651-0088
公式ホームページはこちら


さてさて、3月16日(土)に『スーパーこまち』がいよいよデビューします。


見事なジャパンレッド!

デビューにあわせ、鉄道博物館内のレストランTD(ティディ)では、この企画展の間、特別メニューが登場します。
それは・・・

なななんと、「スーパーこまち」のカラーである“ジャパンレッド”をイメージしたデザートプレートです。
いちごのロールケーキに、リンゴのゼリー、それにフルーツが添えられています。

また、おでかけショルダーや連結ラバーストラップなど、関連グッズも順次発売されますので、お見逃しなく!

こまちジャパンレッドスーパーこまち

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