ミラノCrespi Bonsai社と大宮盆栽コラボイベントを開催しました!

2月28日と3月1日、大宮盆栽海外展開プロジェクトとしては昨年に引き続き、イタリア・ミラノ郊外の盆栽商社大手Crespi Bonsai社とコラボレーションイベント「2nd Bonsai Club Expo Contest」を開催しました。

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昨年に引き続き、講師には蔓青園 五代目 加藤崇寿氏に参加いただきました。
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内容は、盆栽の飾り方、設え方など、いわゆる床の間飾りをテーマにした講義と、飾り方の実演をするコンテストとなっています。
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両日とも会場は立見が出るほどの盛況でした。
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欧州各地をまわっている大宮から出荷したモミジとカエデも展示されています。
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イベントは2日間行われ、初日は講義、2日目に参加者による実際の飾りの講評・コンテストが行われました。
イタリア各地から15もの盆栽愛好家クラブが集まり、盆栽、掛け軸、水石などを使い床の間に見立てた空間演出に挑戦、非常にレベルの高い飾り付けが見られました。
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加藤氏の審査により、最後に表彰式を行い、上位入賞者には賞状などが贈られました。
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終了後、加藤氏のサインを求める行列
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こんな若手や小さな子もご来場されていました。
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大宮盆栽の輸出用カタログを眺める方も。
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今回、新たな試みとして、さいたま市から2017年に開催される世界盆栽大会への応援色紙を託されていました。クレスピ盆栽の創業者、ルイージさんと、現在の社長ルカさん、今回のイベントを主管されていたスザンナさんのクレスピファミリーに応援メッセージ色紙を書いていただきました!
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本当にクレスピファミリーの皆さんにはここ数年間大変お世話になりました!
また2017年に大宮で再開できることを楽しみにしています。
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なお、こちらの色紙は今後、大宮盆栽美術館などに飾られるという予定だそうです。
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今年のミラノは至る所EXPOモードでした。万博を控えて、空港なども改修が続けられていました。

Crespi Bonsai入り口付近のロータリーにはイベントを知らせる看板も飾られていました。
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大宮盆栽展開プロジェクトも残すところ、3月14日からのパリのイベントのみとなりました!これまでの集大成となるようがんばって取り組みたいと思います!

ベルギーの盆栽展Noelanders Trophyに大宮盆栽を出展

大宮盆栽海外展開プロジェクトも最終年度になりました。
今回は昨年に引き続き、2月14日、15日ベルギーで開催されたNoelanders Trophyに出展しました。

今回の会場からGenkという街での開催に変更され、会場もより大きな展示会場となりました。

大宮盆栽として3つの盆栽を展示、真柏、荒皮モミジ、カエデです。
会場の正面の目立つ場所に展示いただきました。

ブースでは、輸出用の盆栽カタログを置いて商談をしたほか、2017年に開催が決まっている世界盆栽大会のPR、大宮盆栽村への訪日PRも行いました。

この大会は、昨年もそうでしたが、今年も開場を待つ長い列が出来るほど、欧州では人気のある盆栽大会です。

売店も多く出店しており、かなりな賑わいを見せておりました。

チラシコーナーには欧州で開かれる様々なチラシが置かれ、盆栽人気の高さが伺えます。

ちょうど市内ではCarnivalが開催されており、街もかなり賑やかでした。

盛況に展示会も終わり、日本へ帰国します。一旦帰国して、月末からはイタリア、ミラノ郊外のイベントへ参加します。

おまけ
開場で見つけたI Love Bonsaiマグ

日本に敬意を表する国旗が掲揚されてました。グッときますね。

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世界盆栽大会のPR(オーストラリアBCI:後半)

前々回の投稿に引き続きまして、オーストラリアBCIでの世界盆栽大会及び大宮盆栽のPR活動について、後半分をお届けします。
関連記事:世界盆栽大会のPR(オーストラリアBCI:前半)
2017年第8回世界盆栽大会 さいたま市開催が決定しました!

1日目と2日目と多くの来場者の下、好評をいただいていますさいたま市のPRブース
さて、その後は…

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やっぱり大好評!!しかも……

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いたる所で大宮盆栽のパンフレットが見られます。
前回の投稿で言い忘れていましたが、世界盆栽大会のチラシは参加者全員に配られています。
さらに………盆美(大宮盆栽美術館)トレーナー!!!
(以前、大宮盆栽美術館で購入したものを、わざわざ見せに来てくれました!!)

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今大会でさいたま市の認知度がかなり高まっているのではないでしょうか!!?

イベントの内容もとっても盛りだくさん!
3日目もデモンストレーションから開始です。
身振り手振りを加えながら熱心な様子が伺えます。
この日の中国の方は、1日かけて3部に分けて行われました。
日本同様、盆栽の本場である中国への注目度の高さが伺えます。

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また、BCIの会長であるトム氏による水石の講演も行われました。
こちらも多くの人が耳を傾けていました。

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この日は一風変わった、一般参加可能なリレー形式のデモンストレーションが行われました。
国籍は関係ない3人1組で構成された3チームが、それぞれの木に順番に手を加えていきます。
しかも、順番待ちの人は、その前の人がどのように手を加えているのかはわかりません。
待っている人はドキドキです。

実際のところ…(一番左のチームにご注目)
こんなに葉が茂っていたものが………

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あれ??

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あれれ???
葉がなくなっている!!!!(女性が剪定し過ぎちゃったみたいです 汗)

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次のデモンストレーターは針金で葉を飾り付け(笑)

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この様子に会場は大爆笑。
出来映えを競うわけではありません。このアットホームな雰囲気がとてもよかったです。

3日目の最後はお別れ会が開催されました。
まずは出展された盆栽や水石の表彰式
受賞者の晴れやかな笑顔が印象的でした。

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そしてなんと!!世界盆栽友好連盟(WBFF)より、本大会運営の代表者であるリンゼイ氏にサプライズで感謝の意を込めた表彰が行われました。
(右から、WBFF会長・日本盆栽協会理事長の福田氏、WBFFオーストラリア理事のリンゼイ氏、WBFF副会長の岩﨑氏)
リンゼイ氏からは驚きと喜びの表情が見られ、会場は温かい雰囲気に包まれました。
※世界盆栽友好連盟についてはコチラ

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さらにさらに!!
埼玉親善大使森高雪菜さんによる世界盆栽大会PRのスピーチが行われたのです!!
森高さんは、盆栽教室をやっている植竹小学校出身で、8月25日から5週間、オーストラリアのクイーンズランド大学付属英語学校で語学留学をしながら、現地で県の魅力を伝える大役を任されています。
その日程を繰り上げて駆けつけてくれました。
とても上手な英語でのスピーチに感動してしまいました。

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続きましてはオークション
デモンストレーションで作られた盆栽や様々な水石・盆栽関連グッズがオークションにかけられ、どんどん落札されていきました。

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フィナーレは各国によるパフォーマンス
日本チームはみんなで「スキヤキ:上を向いて歩こう」を歌いました。

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開催国のオーストラリア

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その他にも様々なパフォーマンスが行われ、パーティーは無事終了を迎えました。

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最終日の4日目は、日本より招待されました中島信一氏によるデモンストレーション。
3日目の中国同様、中島氏も1日を3部に分けて行われます。
満員御礼の会場内

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熱心にメモを取る参加者

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じっと見つめるアシスタントの方達

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アシスタント達と完成品と共に写真撮影

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殺到するカメラの数々

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3回目のデモンストレーション。どのように変わるのでしょうか。

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丁寧な剪定と針金かけ

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アシスタントの腕を使っての針金かけのコツの説明。
ユーモア溢れるデモンストレーションはとてもわかりやすく、面白かったです。

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完成品はこちら!!
元々は植替えの予定はなかったのですが、スムーズにできため植替えも実施…さすがです。

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そしてとうとう閉会式
中島氏が完成させた作品のオークションが行われました。
落札した方はどんな盆栽に仕上げるのでしょうか。

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続いて、今後、行われる盆栽の国際大会の開催国がそのPRを行いました。
完成度の高いムービーや工夫の凝らされたプレゼンテーションは見応えがありました。

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そして、日本より、福田氏による世界盆栽大会PRのスピーチ

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最後に、BCI会長のトム氏による閉会の挨拶により、本大会は無事終了しました。

4日間の大会を通し、世界盆栽大会、大宮盆栽やさいたま市を大いにPRすることができたと思います。
さいたま市への来訪者が少しでも増えることを祈るばかりです。
引き続き、国内外へのプロモーション活動に積極的に取り組んでいきたいと思います!!

世界盆栽大会のPR(オーストラリアBCI:前半)

2017年にさいたま市で開催される世界盆栽大会と大宮盆栽のPRを目的に、8月21日〜24日の4日間の日程でBCIの世界大会が行われている、オーストラリアのゴールドコーストに来ています。
BCIとは…Bonsai Clubs Internationalの略称。盆栽の愛好家により組織されている会員制の組織。今回の大会では、多くの国から盆栽の愛好家が集まっています。
今日で3日間の日程が終了しました。
まずは、前半2日間の様子をお届けします。
関連記事:世界盆栽大会のPR(オーストラリアBCI:後半)
2017年第8回世界盆栽大会 さいたま市開催が決定しました!

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ゴールドコーストと言えば、サーファーに人気の地域
やっぱり海が綺麗です。

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会場の、ホテルQTゴールドコーストに到着。エントランスには華やかな映像が流れています。
盆栽の枝ぶりなどを表現しているのでしょう。

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1日目はブースの準備

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売店もあります。

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会場には、たくさんの盆栽が展示されています。

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どれも力作揃いです。

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水石の展示もあります。
特色ある水石の数々

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カンガルーの水石が‼︎
オーストラリアならではですね。

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1日目の最後は歓迎会が行なわれました。
雨が降ってしまったので、急遽屋内へ
会場は多くの参加者で埋め尽くされ、大変盛り上がりました。

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2日目からイベントが本格的に行われます。

デモンストレーションの様子です。
大会から招待された様々な国の人が技術を披露します。

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出来上がった作品は、会場内に展示されます。

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その中で気になるものが…
タオル?とらなくていいの‼︎?

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作者に聞いてみました。
オーストラリアの方でしたが日本語がとても上手な方でした。
さて、気になる理由ですが、タオルに隠れている枝を切って本当の完成とのこと。
しかし、今その枝を切ってしまえば、枯れはしないが、木そのものはすごく傷んでしまうのだそうです。少し時間を置いて元気になったら切るようです。
見栄えよりもその木の命を大切にする、素晴らしい意味がありました。
最後にその方が言います「盆栽は我慢が大事」
日本の盆栽文化が、技術と共に精神も伝わっていることを知り、とても感動しました。

我らがさいたま市ブースも多くの人に来てもらい、好評をいただいてます。

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では、後半2日間の様子は改めて。
最後までしっかりPRしてきます‼︎‼︎

モナコ盆栽Expoに参加しました!

大宮盆栽海外展開プロジェクト、今回はモナコの盆栽Expo「Les Jolis Matins de Juin 2014」に参加しました。

大会は大変賑わいがあり、モナコ盆栽クラブのメンバーを中心に、欧州各国から参加されておりました。
日本からは、さいたま市の盆栽師 川辺武夫氏、京都の桝見朋広氏がデモンストレーターとして招かれていました。

他にも、海外のデモンストレーターも多く、アットホームな雰囲気の大会でした。

大宮盆栽としては、今回もミラノから盆栽を運搬し、真柏と荒皮モミジを実物展示、大宮盆栽美術館などもPRしました。


2年前に造った真柏に手を加える川辺氏

大宮から出荷した荒皮モミジ。今回も大変好評で魅了された方も多かったです。

会場は海を見下ろす高台に位置する植物園で、大変素晴らしいロケーションで、観光バスも次々に押し寄せる観光地で、ツアーは勿論、フリーの観光客も多く訪れておりました。

フランスの盆栽専門誌espri Bonsai。最新号は大宮特集!

展示会は小品が多かったですが、レベルの高い盆栽が多く展示されておりました。

会場からはストリーミング配信もされており、現代的な大会だと感じました。

モナコ盆栽クラブの皆さんをはじめ、多くの関係者の皆さんに大変お世話になりました。2017年に大宮で開催される世界盆栽大会にも多くの方々から訪問意向を伺いました!またお会い出来るのが楽しみです!

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