和菓子の実演販売が楽しい!「舟和 浦和工場売店」がリニューアルしました!

厳しい残暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、「芋ようかん」でお馴染みの「舟和 浦和工場売店」をご紹介したいと思います。

すでにご存知の方も多いかと思いますが、桜区にある舟和 浦和工場売店が、今年4月にリニューアルオープンしました。

リニューアルした舟和 浦和工場売店

ウッド調でとても素敵な外観です。テラス席もあるので、カフェのような雰囲気があります。

お洒落なテラス席
バリアフリー(多機能トイレもあります)

リニューアルでは、これまでの物販に加えて、イートインが出来るようになりました。

イートインメニュー

こちらのイートインは「実演販売」になっており、和菓子作りの様子を実際にご覧いただくことができます。

今回は「舟月どらやき」と、一番人気の「芋ようかんソフトクリーム」を購入しました。

商品は券売機で購入します

ガラス越しに、目の前で和菓子作りの実演が楽しめます。

和菓子作りの様子は見ていてとても楽しいですね。

商品はイートインスペースでいただくこともできます。

店内テーブル席
店内カウンター席

この日は天気が良かったので、テラス席を利用。

舟月どらやき

舟月どらやきは、焼きたての生地に、お馴染みの芋ようかんと優しい甘さのつぶあんが相性抜群です。どやらきの生地もボリュームがあり、1個だけでもかなりの満足感がありますね。

芋ようかんソフトクリーム

芋ようかんソフトクリームは、「舟和の芋ようかん」の味がしっかり再現されているソフトクリームで、口あたりもなめらか。お店でも販売されている「黄金色の芋金貨」もトッピングされています。一番の人気商品というのも納得の美味しさです。

また、このイートインメニューは、この浦和工場売店と浅草のお店だけでしか味わうことができないので、お越しいただいた際は是非召し上がってみてください!
現在販売中の期間限定「白桃ソフトクリーム」は、9月中旬まで販売しているそうですよ♪

店内の物販では、お馴染みの「芋ようかん」や「あんこ玉」をはじめ、「芋けんぴ」や「おいもパイ」などの様々な商品を販売しています。

種類が豊富なので、手土産などを選ぶ際にもとても便利ですね。
商品の配送サービスも行っています。(沖縄及び離島を除く)

バラ売りもあります

やはり人気のお店なので、この日も次々とお客さんが来店されていました。
9/22(金)からは期間限定で「かぼちゃのあんこ玉」が販売されるそうですよ♪

是非、皆様もリニューアルした「舟和 浦和工場売店」で、和菓子の実演販売メニューなどをお楽しみください!

【舟和 浦和工場売店】
場所:さいたま市桜区大久保領家通前740
営業時間:10:00~17:00 (土日祝 9:00~17:00)
駐車場:有り
定休日:無し ※詳しくは下記公式サイトでご確認ください。
公式サイト:https://funawa.jp

こんなところに!?見つけてみよう!さいたま市内のデザインアート・オブジェ【第2弾】

さいたま市内で見つけた可愛いデザインや気になるオブジェをご紹介する第2弾です。(※第1弾はこちら
今回のテーマは、「花」です。

 与野公園(さいたま市中央区)近く、鴻沼川にかかる橋(霧敷橋)にはバラがデザインされていました。バラのまち中央区では、他にもたくさんのバラのデザインを見つけられることでしょう。

 続いて、武蔵浦和駅(さいたま市南区)前広場には、南区の花をモチーフにしたひまわりの時計がありました。時計は三方向に向いていて、まるで行き交う人に挨拶しているようです。

 こちらは、鴨川にかかる橋(さくらそう橋)に設置されている、さくら草のモニュメント。この橋を渡って河川敷の方へ降りて行くと、サクラソウ自生地がある桜草公園(さいたま市桜区)です。モニュメント奥に見えるロケットのようなものは、「新開(しびらき)タワー」とも呼ばれている電波塔。遠近感で大きさが逆転してますが、実際はもちろん電波塔が大きく、その高さにびっくりしますよ!

 花といえばここ!大宮花の丘農林公苑(さいたま市西区)です。1年中いろいろな種類の花が咲いて何度も足を運びたくなる場所です。近くで収穫された新鮮な農産物や季節の花を直売(※水曜日・土曜日・日曜日及び祝日)している花の食品館もあります。

公苑入り口の看板に可愛い花のデザインを見つけました!

大宮花の丘農林公苑では四季折々の素敵な風景に出会えます!

大宮花の丘農林公苑の風景_1
大宮花の丘農林公苑の風景_2
大宮花の丘農林公苑の風景_3
大宮花の丘農林公苑の風景_4

 最後は見沼田んぼの桜回廊。見沼代用水東縁(さいたま市見沼区)の橋(丼橋)に桜のデザインを見つけました(※撮影時11月の様子)。市内各所でもうすぐ桜が咲き誇ります。楽しみですね!

▼今回ご紹介したスポットはこちら▼

※ 動画「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」は、これまで約50本公開して来ました。最新のコース紹介では、特別編として「シェアサイクルでめぐるさいたま市西エリア」を随時公開中です。これから暖かくなりますので、歩いても、自転車でも、さいたま市内をめぐってみてください。ちょっとした再発見があるかもしれません!

 

さいたま市の背中(187)『ロヂャース浦和店で189円弁当を買って食べてみた!』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

皆さんはロヂャースという店をご存じでしょうか。日本のディスカウントストアの草分けとも言われており、埼玉県を中心に展開をされています。最近はPB(プライベートブランド)や広報に力を入れているのでテレビなどでも紹介される機会も増えているようです。

創業の地はさいたま市(現浦和市)。創業年は1973年。現在も本社はさいたま市の浦和店に置かれています。さいたま市、もしくは埼玉県が誇るディスカウントストアと言っても過言ではありません。

なお良く間違われますがロジャースではなくロヂャースです。



創業の昭和から時は流れて今は令和。日本各地に競合するディスカウントストアが相次いで登場し熾烈な競争が行われています。当然ロヂャースもその荒波に揉まれつつも奮闘をしています。競合に頭一つ抜けるには何か強力な目玉商品が必要ではないか。きっとそう思ったであろうロヂャースがとんでもない商品を放ったのです!



189円弁当だ!



近所の大手スーパーでは他社との競合により300円台、200円台とドンドン価格を下げて来ましたが、そこに一気に勝負をかけて来たのがロヂャースの189円弁当。恐らく「イチキュッパ(198)」だと他社に存在していたか、それでは甘いと思ったのでしょうね。「イチパッキュ(189)」と更に勝負を挑んでいます。



僕が行った日の189円弁当にはアジフライ・メンチカツ・チキンカツの3種類がありました。パット見はどれも似ていますがそれぞれ違います。



189円弁当の話題から少し離れます。

もちろんこれはロヂャース最安値の弁当であり、それ以外の弁当や総菜も充実をしています。夕方のロヂャースには沢山の弁当・総菜が並んでいました。



カツ丼の海。298円というのは他店でも見なくない。そんなこと言っていると怒られそうですが、これは十分に安い値段です。消費者側の感覚が麻痺してしまいそう。物価とか賃金とかそういう難しい話はここでは抜きにします。



総菜も安いぞ。食事の食卓の1品にいかがでしょうか。



「こんなにお安いなんで怪しいんじゃないの?」という疑問に先回りしてロヂャース側から宣言。「企業努力なんです!」とのこと。努力も程々にね、と昨今の社会情勢ではそう声をかけてあげたくなりますが、ひとまず素直に感謝をします。ありがとう!



189円弁当の話題に戻ります。買ってきました。3種類あった中で選んだのはチキンカツ弁当。



蓋を開封。具材は左上からきんぴらごぼう、チキンカツ(下に千切りキャベツ)、ソーセージ、チクワ、柴漬け。そして面積の1/3弱を占める米。ふりかけの小袋が付いていました。

高級弁当と比べても仕方ないですが、個人の経験と感覚に基づくと、現場仕事や出張先での仕出し弁当として提供されても「午後で頑張ろう!」という気持ちにはなれる内容だと思います。



なぜならば、エネルギーも源である揚げ物(チキンカツ)、肉(ソーセージ)があるし、米もそれなりの量があってお腹は一杯になります。まぁ男飯ですね。ロヂャースの名誉のために言っておきますが、容器は底上げは無しでご飯はちゃんと敷き詰まっておりました。



「お腹は一杯になる」とか言っておいてメンチカツも買っておいたんですけどもね。189円弁当で物足りない人は、何か追加しても良いのかと思います。だってそれでも安いのだから。何だったら189円弁当を二つ買っても良いのだし←10代だったらそれも選択肢に入っていたかも知れません。

そんな企業努力で成り立っているロヂャースの189円弁当、気になったら買って食べてみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
ロヂャース
Wikipedia-ロヂャース

さいたま市の背中(178)『さいたま市の難読地名をあなたは読めるか』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

日本語の難しい所って、必ずしも学校で習った読み方では無いものがあることかと思います。人名はそのうちの一つ。そして土地の名前も何て読むか分からないという経験は多くの人にあるのではないでしょうか。当然さいたま市にも地元民でも「なんだっけ」となるような難解地名があります。今回は僕が独断と偏見で選んだ難解町名を紹介します!

<調査方法>
難解町名をリストアップするにあたり、郵便局の郵便番号検索を参照しました。

<分類方法>
さいたま市は浦和・大宮・与野・岩槻の旧4市が合併して誕生しました。ここでは旧4市をグループ化して、それぞれ1~3つをピックアップしてみました。判定基準は僕の独断と偏見です。

それでは行ってみましょう!

<旧浦和市(現南区・桜区・浦和区・緑区)>
・馬場
・玄蕃新田
・道祖土

<旧大宮市(現西区・北区・大宮区・見沼区)>
・水判土
・風渡野
・植田谷本村新田

<旧与野市(現中央区)>
・円阿弥

<旧岩槻市(現岩槻区)>
・増長

皆さんは幾つ分かりましたか?

それでは答え合わせだ!

<旧浦和市(現南区・桜区・浦和区・緑区)>
・馬場(ばんば)

人名では比較的ポピュラーなので「ばば」と読んでしまいそうだけど、さいたま市では「ばんば」。でも漢字変換で出て来たから案外ポピュラーなのか?個人的には「ばば」さんは会ったことがあっても、「ばんば」さんって会ったことはないけども。

・玄蕃新田(げんばしんでん)
「蕃」さえ読めれば答えは簡単なのだろうけど僕には読めなかった。電話で漢字を説明する際って何て伝えるのだろうか。「玄蕃」でググってみたら「玄蕃寮のこと―日本の律令制において治部省に属する機関である」。なんのこっちゃ。歴史好きならピンと来るのだろうか。(参考:Wikipedia-玄蕃寮

・道祖土(さいど)
これはどこに出しても恥ずかしくない難読地名かと思います。一文字目で「み」あるは「ど」と読んだ時点で間違いですからね。実は僕も旧浦和市民として漢字には見覚えはありますが、読み方を知ったのは今回が初めてでした。少し経ったら忘れてしまいそうだけど。こういう難読地名も市役所職員とかなら知っていて当然なのですかね。

<旧大宮市(現西区・北区・大宮区・見沼区)>
・水判土(みずはた)
個人的には上の「道祖土」と並ぶ難解地名。しかし読み出しは「みず」で決して裏切らない。その次は「はんど」と行ってしまいそうだけど「はた」と急に裏切るツンデレ振り。百歩譲って「は」は許せるが、どこに「た」の要素があるのだろうか?

・風渡野(ふっとの)
「水判土」ほどではないが、これはこれでなかなか厳しい。しかし必ずしも常識外れな読み方でもないのでナゾナゾが得意な人は勘で答えを出せるかも。

・植田谷本村新田(うえだやほんむらしんでん)
当初の選出基準は「長い」というだけでした。しかし区切り位置が不明確で、うっかり「谷本(たにもと)」とか「本村(もとむら)」とか読んでしまうという引っ掛けも。落ち着いて読めば大丈夫。電話で「ご住所は?」と聞かれて、「うえたやほんむらしんでんです」って言うのもなかなか大変かと思いますけども。なお調べたところ、区切り位置の正解は「植田谷本村、新田」だそうです。

<旧与野市(現中央区)>
・円阿弥(えんなみ)
旧与野市とこの後に続く旧岩槻市は区が一つしかないこともあり、元ネタに乏しく選出は一つだけです。僕は一時期、旧与野市に住んでいたので、「円阿弥」という漢字は路線バスの行先表示で、あとは良く行っていたイオンモール与野に隣接している町名ということで記憶にはありました。しかし実際に円阿弥に住んでいた訳ではなく、そこに行くような用事も無いので、正しい読み方を知ることまでは気持ちは向かず、ずっと「えんあや」と読んでいました。「円阿弥=えんなみ」という固有名詞として記憶をするしかないようです。

<旧岩槻市(現岩槻区)>
・増長(ましなが)
最後です。「ぞうちょう」という単語と同じですが、さいたま市では「ましなが」。北海道には「増毛(ましけ)」という、海産物や高倉健氏主演の映画『駅』のロケ地で有名な地名がありますが、その知識を応用すれば解けるかも。

以上です。

今回さいたま市の難読地名を探すにあたり、全ての町名を読み上げてみましたが、基本的には素直に読む地名が多かったです。これを通してさいたま市の全ての地名は読めるようになったと思うので非常に勉強になった次第です。日本各地には珍しい・難しい地名が数多くありますよね

みんなも地元の地名を読めるか改めて挑戦してみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
郵便番号検索

さいたま市の背中(174)『子供の頃、東京タワーだと思っていた建築物』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

子供の頃、赤白に塗られた鉄塔が東京タワーに見えたのは自分だけだろうか?

そんな疑問をずっと持っていました。他人に聞くことはないまま大人になりましたが、「あの頃の俺は馬鹿だったのか?」とずっと気になっていました。

時は流れ時代はネット社会に突入。ふと長年の疑問を解決するために検索をしてみました。



Twitter「この色のこれは全部、東京タワーだと思ってた」



Yahoo!知恵袋「子供のころ、赤い鉄塔が全部東京タワーに見えていたのは私だけでしょうか」

子供の感性は共通!僕が持っていたこの感覚は正常なものであったと確認することができました。素晴らしきネット社会。

さて本題に入りますが、僕が子供の頃に東京タワーだと思っていた鉄塔がさいたま市(旧浦和市)にあります。

それは、これだ!

どーん。

まぁ改めて見ると東京タワーというよりはロケットですが、無知な子供だった自分にとっては、「赤白で高い建造物」=「東京タワー」だったのですね。当然ながらこれ以外にも似たような鉄塔は日本全国に沢山あるので、頭の中には沢山の東京タワーがあったわけです。なんてアホな。

さいたま市桜区にあるこちらの鉄塔、正式名称は「平野原送信所」(以下、送信所)という名前です。その名の通り、放送用の電波を送信する機能を有しています。高さは173メートル。さいたま市で一番高い建造物とのことです。ホンマかいな?さいたま新都心のオフィスビルも結構なもんだぞ?



そう思い、僕が知る限りさいたま新都心で一番高いと思われる「明治安田生命さいたま新都心ビル」の高さを調べてみると、こちらは168.3メートルとのこと。どうやら「さいたま市で一番高い建造物」とは本当だと思われます。



この送信所が完成したのは1971年。僕が生まれる10年以上も前のことです。なお上記の「明治安田生命さいたま新都心ビル」が完成したのが2002年、同じく市内の高層ビルとして知られる大宮ソニックシティビルが完成したのが1988年なので、それよりも前から市内で一番高い建築物の地位に君臨していることになります(ちなみに埼玉県内で一番高い建築物は川口市にある高層マンションで185メートルとのこと)



年齢にして今年で51歳。いわば大先輩。50年以上も建ち続ける建築技術にも脱帽です。

僕が生まれる前から頃からあるこの送信所。日中は家からはもちろん、市内のどこからでも見えるし、夜は航空灯が灯りその存在感を年中無休で関東平野全域(かどうかは分からないけど、相当遠くからでも見える)に存在感を示しています。身近過ぎて逆に目立たない、灯台下暗し、わざわざ近くに行って見るものでもない。行ったところで東京タワーと違って登れるものではないし。そういう市民がほとんどではないかと思います。僕もこれまでジックリと近くで見上げたのは数回しかありません。

写真を撮りに行ったこの日は雨上がり曇り空だったので暗い写真だらけになってしまいました。「平野原送信所」で検索をすると青空を背景にした美しい写真が沢山ヒットしますので是非ググってみてください。



ここの送信所からはテレビ埼玉(テレ玉)が関東一円に、NHKさいたま放送局が埼玉県を中心に送信されているようです。



今となっては見ることが無くなった昔のテレビ埼玉(TVS)のロゴ。




今はこんなのですね。なお上記のロゴにある通り、現在の通称は「テレ玉」ですが、僕の世代は「テレビ埼玉」あるいは「テレ埼(てれさい)」と呼んでいましたので「テレ玉」は未だに違和感があります。あぁ、「僕の世代は」なんて、若い世代に嫌われる典型的なセリフだな。



送信所のある住所は桜区道場5丁目です。関係ないけど「道場」っていう町名、格好良いよね。実際に柔道や空手の道場が多いわけではありません。



NHKの施設であることを知らせる看板。これだけの施設を日本中に持っているのだから公共放送としての組織力は凄いと思わざると得ません。僕の支払っている通信料もこういう施設の維持管理に貢献しているのだなぁ。



こちらの送信所はさいたま市の南西、荒川沿いに位置しています。周りには田畑や緑地が広がり高層建築物は一切無く、場所的に今度も建つようなエリアで無いので存在感は抜群です。これだけを見に来ても「あぁ高いなぁ!」と感じてオシマイ、滞在時間は5分もあれば十分だと思うので、何かの用事で付近を通ったり、遠くから存在を確認したりした際には、是非寄り道がてらに訪問してみてはいかがでしょうか!

おしまい。

(参考リンク)
Wikipedia-平野原送信所