開放感あふれるクラシックカートでお花畑を周遊しよう!〜大宮花の丘農林公苑〜

今回は西区にある「大宮花の丘農林公苑」に行ってきました。

大宮花の丘農林公苑の魅力といえば、なんといってもその大きさ!
10.9haという広大な敷地のなかに、3.3haものお花畑が広がっています。
今の時期(9/10往訪)はサルビアが見頃とのことなので、さっそく見に行ってみましょう!

苑内を進んでいくと、まずはサルスベリの花がお出迎え。

サルスベリの花

お花畑以外でも、いろいろな花を楽しめます。

サルスベリを眺めていると、遠くの方から「リンリンッ♪」とベルの音を鳴らしながら、珍しいデザインの車が走ってきました。

気品ある雰囲気でカッコイイ車ですね。

運転手さんに尋ねてみると、こちらは今年から運行を開始したという、苑内を周遊できる「クラシックカート」で、3月から11月の期間、毎週土・日・祝日のみ運行しているそうです。

料金は、おとな300円、こども・70歳以上(※障がい者適用)は200円。

クラシックカートに乗れる機会はなかなか無いので、さっそく体験してみたいと思います!

では出発っ!

クラシックカートは開放感があって、なんだか遊園地のアトラクションに乗っている気分!
風がとても心地よく感じられて気持ちがいいです♪
ゆったりとしたスピードで進むので、小さいお子様でも安心して楽しめますね。

クラシックカートからの景色も楽しいです。

進んでいくと、サルビアのお花畑が見えてきました。

広大なサルビアのお花畑は迫力満点!

サルビア(赤)
ブルーサルビア

運行中、運転手さんが花の名前や種類について教えてくれました。

マリーゴールド
コキア

クラシックカートに揺られながら、苑内を約20分間周遊して到着です。

広い苑内も気軽に周遊できるクラシックカート。新しいお花見スタイルとしてオススメですね。

クラシックカートはやはり人気のようで、到着するとすぐ次のお客様を乗せて出発していきました。

まだこの日は咲いていませんでしたが、もうすぐ「コスモス」のお花畑が見頃を迎えます。
是非皆さまもこの機会に大宮花の丘農林公苑のクラシックカートに乗って、優雅なお花見を楽しんでみてください♪

大宮花の丘農林公苑
住所 さいたま市西区西新井124
電話 048-622-5781
公式HPはこちら (公益財団法人さいたま市公園緑地協会)

プリンの支出額全国1位 !?さいたま市の絶品プリンをご紹介!

意外と知られていないかもしれせんが、この度、総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯)で、さいたま市のプリンの支出額が全国1位になりました!
※都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(令和元年〜令和3年の平均)

さいたま市はケーキの支出額が毎年全国トップクラスで、「ケーキのまち」として広く知られていますが、実はプリンも市民に人気のあるスイーツなんです

そこで今回は、さいたま推奨土産品にも選定されている、市民に大人気の美味しいプリンを食リポ付きでご紹介したいと思います

まず1つ目はこちら!
氷川の杜YAKUMOの「氷川ご縁ぷりん」。

「氷川ご縁ぷりん」(税込440円)

栃木県日光の金乃卵とYAKUMO自家製秘伝のカラメルがご縁で結ばれて誕生した、素材本来の力を引き出したプリンです。

名前の由来は、“お客様にも素敵なご縁が訪れますように”という願いを込めて名付けられたそうです。
帯に描かれている縁結びのイラストが素敵ですね。

別添えになっている自家製カラメルをかけていただいてみます。

口に入れた瞬間、プリンの滑らかな口当たりに驚き!
まろやかな甘みのプリンに、濃厚でほのかにビターな味わいのカラメルがとても良く合います。

カラメルをかけずにそのまま食べてもとっても美味しいので、お子様やビターが苦手な方でも大満足いただけると思います!

素敵なご縁に願いを込めた「氷川ご縁ぷりん」、是非召し上がってみてください!

続いて2つ目はこちら!
プリン工房 檸檬堂。の「氷川参道の檸檬堂プリン」

「氷川参道の檸檬堂プリン」(税込520円)

お店1番の人気商品なのですが、このプリンの凄さはなんといってもプリンに対する「こだわり」です。

素材には、ミネラル豊富な奄美諸島エリア限定のキビ糖、マダガスカル産ブルボン種とタヒチ種のバニラビーンズ、埼玉県産の卵「トップラン」、北海道産牛乳と北海道根釧地区限定純正生クリーム、お店独自ブレンドのリキュールといった厳選品を使用。
素材から製造法まで、全てにこだわって作られたプリンです。

更に驚きなのが、「氷川参道の檸檬堂プリン」には食べる作法(美味しい召し上がり方)があり、初めてお店でプリンを購入されるお客様には、その都度、作法を説明されているとのことです。
プリンを美味しく食べてもらいたいというお店の想いが伝わってきますね。

それでは作法のとおりにいただいてみます。
まずは、カラメルをかけずに一口。

卵の濃厚なコクのある味わいとバニラビーンズの香りが口いっぱいに広がり、思わず笑みがこぼれます。
素材の良さが一口で感じられるプリンですね。

次は、リキュール入りのカラメルをかけていただきます。

リキュールの風味がしっかり感じられて、濃厚なプリンと相性バッチリです!
カラメルをかけると大人向きなプリンという感じで、凄く贅沢な気分が味わえます。

こだわりが詰まった「氷川参道の檸檬堂プリン」、是非一度ご賞味ください!

そして最後にご紹介するプリンはこちら!
足立屋菓子舗の「紅赤ぷりん」。

「紅赤ぷりん」5個入り(税込1,188円)

さいたま市発祥のお芋「紅赤」を使った和風プリンで、リンゴのシロップ煮とリンゴ風味の芋の角切りも入っており、様々な食感・味が楽しめるプリンです。

平成24年から製造されているので、長い間、市民に愛され続けているプリンですね。

紅赤の優しい甘さが特徴なので、さつまいもが好きな方や、和スイーツが好きな方にはピッタリなプリンだと思います

「紅赤ぷりん」は、夏に紅赤がとれない為、11月〜3月までの期間限定販売になっています。
今回は時期的に購入することは出来ませんでしたが、また販売時期になったらいただいてみたいと思います。

老舗和菓子屋が作る「紅赤ぷりん」、是非召し上がってみてください!

以上、市内のおすすめプリンはいかがでしたでしょうか?
ご紹介したプリンの詳細は下記に掲載しておきますので、まだ食べたことがないプリンがあったら、是非召し上がってみてくださいね!
※営業時間等は、各店舗ホームページにてご確認ください。

・「氷川ご縁ぷりん」
氷川の杜 YAKUMO(さいたま市北区東大成町1-526)
TEL.048-780-2215
販売場所:上記店舗

・「氷川参道の檸檬堂プリン」
檸檬堂f(さいたま市大宮区仲町3-105)

TEL.080-3020-9732
販売場所:プリン工房 檸檬堂。大宮本店・高島屋大宮店・ザ•ガーデン自由が丘 大宮大門店・まるまるひがしにほん・コクーン2ユナイテッドネイチャー

・「紅赤ぷりん」(11月〜3月までの限定販売)
足立屋菓子舗(さいたま市浦和区仲町3-13-12)

TEL.048-822-2978
販売場所:上記店舗

岩槻出身の洋画家・田中保の企画展で垣間見た異国での挑戦と葛藤。埼玉県立近代美術館で10/2まで開催

猛暑が続く今年の夏、皆様いかがお過ごしですか?

現在、埼玉県立近代美術館(MOMAS)で開催中の「シアトル→パリ 田中保とその時代」展に行ってきました!

夏の北浦和公園は緑がいっぱい!

岩槻出身の洋画家、田中保がシアトルとパリで残した作品などが展示されています。なんでもMOMASでの回顧展は1997年以来25年ぶりとのこと。訪れた8月お盆休み中も午前中から幅広い年代の方が訪れ、作品をじっくりと鑑賞されていました。

先述したとおり、田中は現在の岩槻の出身で、浦和中学校(現在の浦和高等学校)を卒業後、1904年に単身でアメリカのシアトルに渡ります。お父様を亡くし、家計が傾きはじめ生活を助けるためだったそうです。

当時は日本人の移民がアメリカへ渡った全盛期、玄関口だったシアトルでは多くのアジア人で賑わっていましたが、中国人移民に続き日本人移民の排斥運動が盛んになり、田中も移民として様々な制限を強いられることとなります。

その一つが、1917年、現地で知り合ったルイーズ・カンとの異人種間の結婚。当時の社会では、白人とアジア人の結婚は異例とのことで、スキャンダラスに報じられたそうです。歴史的背景を交えながらの展示は、外国人画家としてアメリカに生きる田中の苦難をより鮮明に映し出していました。

田中がどのような経緯で画家を志したのかは謎のままだそうですが、特徴的なのは、田中が日本で美術教育を受けずに渡米後に学んだ事。また渡米後10年もしない内にその才能を開花させ、個展を開催する等していることです。美術的センスの塊だったのでしょうか。移民として農業やピーナッツ売り等の仕事をしながら、夜間に英語学校に通い、芸術の道も極めていく・・・。渡米当時、田中は18歳。自分が同じ年に田中と境遇だったら同じことができただろうか、と田中の情熱に感心しました。

シアトルで様々な画風に挑戦しながらキャリアを確立させていた田中でしたが、アジア人であることが故に出品を断られるなど、困難の壁に衝突します。生きづらさを感じ、新たな活躍の場を求めてパリに渡りました。

フランス政府や松方コレクション、また日本の皇室による作品買上など、パリでは華々しい活躍を見せましたが、日本国内でその名が知られることになったのは1970年代半ば以降、1941年の田中の没後から30年以上経った後でした。

田中保《自画像》1915年、埼玉県立近代美術館蔵

田中の代表的な作品は裸婦像の数々ですが、裸婦以外の女性像や肖像画、風景画、抽象画等も展示されています。本当に同じ田中が書いた作品?と不思議に思えるくらい画風や筆のタッチ等が異なり、歴代の作品を比較していると時間を忘れてしまいそうになりました。

岩槻に生まれ、今から約120年も前に異国へ渡り、人種差別に翻弄されながらも、その才能で画家としてのキャリアを確立させた田中保。8月23日(火)からは後期の展示がスタートするので、ぜひ会期中に作品を鑑賞してみては?

企画展の詳細は埼玉県立近代美術館の公式HPにてご確認ください。
月曜は休館ですが、9/19(月)は開館です。

曲線と直線が織りなす造形美!見ているだけでも楽しいMOMAS外観

同じく1FではMOMASコレクションも展示中。企画展と併せてぜひご覧ください!

この日はイタリア製の椅子がずらり

MOMASがあるのは、アート堪能にはもってこい!の北浦和公園。
園内の彫刻広場には、中銀カプセルタワーのモデルルームが展示されています。美術館とカプセル、どちらも黒川紀章の設計です。

窓から部屋の中を覗くことができます

まだまだ暑い日が続きますが、涼しい館内での美術鑑賞は心も体もリフレッシュできますよ〜

2022年10月2日(日)まで開催中なので、これから秋にかけてまだまだ存分に楽しめます。岩槻が生んだ田中保の軌跡を、ぜひその目でご堪能あれ!

園内の音楽噴水。夏は見ているだけで涼を感じます〜

今年で鉄道開業150年。鉄道博物館で記念企画展を開催中!

鉄道博物館では、鉄道開業150年を記念し、「鉄道の作った日本の旅150年」と題した企画展を、2022年7月23日(土)から開催しています。”日本人は鉄道でどんな旅ができたのか”を貴重な資料をもとに時代ごとに知ることができる企画展です!

まずは明治時代の旅です。鉄道開業により人々の行動範囲は劇的に変わりました。江戸時代までにはお正月三ヶ日にお参りに行くいわゆる「初詣」の習慣は無かったそうです。それが鉄道により交通の便が良くなって毎年同じ寺社への参詣が可能となり、「初詣」と呼ばれそれが一般的になったようです。今では当たり前の正月行事が鉄道と深く結びついていたんですね。

初詣の年中行事化について

続いて大正時代から昭和初期は、鉄道利用が一般的になり旅をしやすい時代でした。人々の移動範囲が広がったため、”誘客”を目的とした沿線案内図やポスター、駅のスタンプなどが作成されました。国鉄ではガイドブックの「日本案内記」を発行し、各駅では日付が入ったスタンプが人気になったそうです。

各種案内ガイドブック 「日本案内記」(右上)
駅のスタンプ

さらに昭和戦前には国を挙げてのインバウンド誘致が行われた時期がありました。鉄道省の外局として設立された国際観光局はインバウンド向けのポスターを作成しました。右のポスターは「Beautiful Japan」(吉田初三郎画)です。日本のイメージとして「桜・富士山・芸者さん」が描かれていますね。

国際観光局設置5周年観光祭ポスター(左)・「Beautiful Japan」(吉田初三郎画)(右)

戦時中になると鉄道と旅の状況は大きく変わってしまいます。「鉄道は兵器」という位置付けになり、輸送のための貨物列車が増え旅客列車は削減され、一般国民の旅は制約が課されました。出征や疎開、100㎞以上の旅には警察の申請が必要など、旅は自分の意思によるものではありませんでした。また、戦時中は紙不足のため、駅で発行の領収証は古新聞を使用したり、通常の乗車券を半分にしてそのまま使用したりもしたそうです。

古新聞を利用した領収証(左)・半分のサイズの乗車券(右)

それでも戦時中、鉄道は1日も止まることはありませんでした。終戦の日も、遅延しながらも運行していたというので驚きです。その運行記録が残る貴重な資料が今回展示されています。

昭和20年8月15日の整理ダイヤ
列車が走った記録が残る手記

この他にも、明治時代から始まっていた駅弁の紹介や、戦前に洋食が出されている食堂車の映像、昭和30年代の特急列車1等車(現在のグリーン車)の客室が再現された展示など、まだまだ見所はたくさんあります。また、3週間ごとにテーマに沿って展示内容が変わる鉄道博物館の秘蔵資料の特別公開スペースもあるので、何度でも楽しめます。

秘蔵資料の特別公開 第1期「人物と鉄道」の展示の様子

この企画展「鉄道の作った日本の旅150年」は2期に分かれています。前期は今回ご紹介した戦後までの内容となっていて10月24日(月)までです。子供には少し難しいかなと思える内容でも、親御さんたちが説明しながらいっしょに見ていくと、初めて知ることばかりで楽しみながら鉄道の歴史を学ぶことができるでしょう。夏休み期間にぜひご家族で”てっぱく”へお出かけください!

【鉄道博物館 鉄道開業150年記念企画展「鉄道の作った日本の旅150年」】

■会 期:2022年7月23日(土)〜2023年1月30日(月)
※前期:7月23日(土)〜10月24日(月)(鉄道開業前〜1940年代までの旅)
※後期:10 月29日(土)〜2023年1月30日(月)(1950年代〜現代までの旅)
■会 場:鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー
■入場料:無料 ※鉄道博物館の入館料のみでご覧いただけます。
■その他:入館料・アクセス・開館時間・休館日など、詳細は<鉄道博物館公式サイト>でご確認ください。ご入館の際は指定のコンビニエンスストアで販売する時間指定の「入館券」(枚数限定)の事前購入が必要です。

この夏、ファミリーにおすすめ!見沼田んぼ地域のガイドツアーに参加しよう!

約1,260haという広大な面積を持つ、首都近郊における貴重な大規模緑地空間、見沼田んぼ

その見沼田んぼ地域の保全やガイドツアーの活動をされている、見沼たんぼ地域ガイドクラブでは、埼玉高速鉄道 埼玉スタジアム線から行く 夏休みファミリー向け企画「ブルーベリー園と大崎公園ツアー」を開催します!

同ガイドクラブが開催するガイドツアーは、約2年ぶりの開催です。

開催期間は、8月3日(水)から7日(日)までの5日間で、期間中は毎日、午前中に開催されます。
希望日を選択できるので、とても参加しやすいですね!

ガイドツアーの内容は、「見沼・ブルーベリー摘み取り体験」、「大崎園芸植物園での珍しい夏の花々の鑑賞」、「こども動物園でかわいい動物さんとのふれあい」など、盛りだくさんの内容になっています。

小さなお子様からご年配の方まで楽しめる内容なので、ファミリーでの参加にぴったりなツアーですね!

参加費は大人300円、小中学生は150円です。
※別途:バス代・ブルーベリー園入園料700円(3歳以上)

申込締切は、7月31日(日)まで、各回定員は先着20名です。
ぜひ、この夏休みにご家族でご参加ください♪

また、同ガイドクラブでは、ガイドツアーの他に「見沼たんぼ地域ガイド養成講座」を10月から開始します!


今回で第4期のガイド養成講座になります。

募集受付期間は、8月1日(月)から10月9日(日)まで。
参加費は、2000円です。

見沼田んぼが大好き!見沼田んぼのすばらしさを伝えたい!
そう思われている方は、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

「ブルーベリー園と大崎公園ツアー」及び「見沼たんぼ地域ガイド養成講座」のその他詳細については、チラシ及び見沼たんぼ地域ガイドクラブホームページでご確認ください。

チラシのダウンロードはこちら
「ブルーベリー園と大崎公園ツアー」チラシ(PDF
「見沼たんぼ地域ガイド養成講座」チラシ(PDF

【見沼たんぼ地域ガイドクラブ】
mail:info@minuma-guide-club.com
FAX:048-687-5543