さいたま市の背中(151)『さいたま市の図書館が全館休館しているから、さいたま市の図書館の凄さと書評を語ります』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
まだまだ寒い日が続きます。

住みたいランキングの上位に位置するようになったさいたま市の魅力は色々あります。
代表的なのは治安の良さ、教育水準の高さ、各地へのアクセスの良さ、不動産価格のお手頃感、などでしょうか。
まぁ一方で人口が急増した影響で、待機児童が国内最多という負の側面もあるのですが。

ぼくはそんなさいたま市の魅力の一つに「図書館の多さ」も挙げられると思います。
とにかく多い。どれくらい多いって?その数、なんと25館。
一つの市に25ですよ。「犬も歩けば棒に当たる」ならぬ「さいたま市民が歩けば図書館に行き当たる」レベル。ぼくの家からでも半径2-3キロ以内に3館ありますからね。
蔵書数は約358万点で、その規模は横浜市、大阪市に次いで日本第3位なんだとか。
さいたま市は本好きにはたまらない知の集積都市でもあるのですね。
近年ではネット検索で市内全館の図書館から取り寄せができるので、借りられない本や雑誌は無いんじゃないか?というくらい充実しています。
(なお上記情報のソースは全てWikipediaより)



これはうる覚えな情報なのですが、図書館の設置は法律で義務付けられたものではなく、住民の請願によって設置されるのだとか(違ってたらすみません)。
要するに過去のさいたま市民の先輩たちが図書館を「つくれつくれ」と言って、勢いで市内に作りまくり、それが平成の時代に4市合併(浦和・大宮・与野・岩槻)したもんだから、更に規模が増したってことなんでしょうな。
これだけ規模が増えると、やれ効率化だ、やれコストカットだ、なんて言われそうですが、図書館に関してはそんなことはなく、今日までさいたま市民の知的水準の向上に貢献しているのです。
この住民の権利は凄いですよ、ほんとに。えぇ、それだけでも(高い)住民税を支払っている価値があるってもんです。

で、個人的に最近は多忙を極め、本の取り寄せをしても貸出期間内に読み終えないということも多々あります。
今も数冊の本を借りているので、その返却日を確認しようと、図書館のサイトにアクセスしました。
なお次の予約者がいなければ、延長申請なんかもweb上で出来ます。

そしたら臨時休館だったんですよね。
2月24日(水)から3月4日(木)まで。
その期間はホームページにアクセスできないとのことです。つまり予約も延長も不可。
若干長いなぁと思いますが、それくらいの臨時休館は過去にも定期的にあったので驚きはしません。他の自治体の図書館でもあるんじゃないかな。

ホームページを停止させるの、ちょっとフライングじゃね?と思ったのは秘密です。

そんなわけで、ホームページにアクセスできなくなったから返却日を確認できなくなったワタクシ(貸出時に渡される控えの用紙は失くした)。
最後に「今はこんな本を借りてるよ」って紹介をして今回の記事は終わろうと思います。
そんなん興味ないわ!って思うかも知れないけど、「へぇ、こんな本も借りられるんだ」って参考にはなると思います。



『スッキリわかるJava入門 第3版』
アマゾンでは超高評価の一冊です。本業とは関係ないのだけど、プログラミングを勉強したこと無いので、何か入門書を読んでみようと思って取り寄せました。買うには安くないし、最新刊なので中古も出回っていないし、立ち読みするには内容も重たいし、で、取り合えず図書館で借りてみました。
立ち読みしなくても、取り寄せれば家でジックリ読める。で、必要と思ったら買えば良い。そんな使い方ができるのって最強です(ただし人気本は予約待ちになります)。
なおこの本は大変分かりやすかったので本屋で購入をすることにしました。
ちなみにラベルが貼ってある桜木図書館は自宅から行くにはチョット遠いので最寄りの図書館で取り寄せて受け取りました。



『日本の異国: 在日外国人の知られざる日常』室橋 裕和
ぼくは学生時代に「国際・異文化交流」「多文化主義・教育」などを勉強していて、卒業してからも移民問題・教育問題に興味・関心を持ち続けています(馬鹿な文章をここに書いていても実は真面目なんですよ)。
さいたま市の近所だと川口市とか蕨市とかにも外国人の方は大勢住んでいますが、彼女ら彼らが日本に根付いた歴史や理由、世代間のギャップ、外国人から見た日本の姿など、新たな発見がありました。
この本は新聞の書評で知ったのかな。それを見て直ぐにホームページから取り寄せました。なんてったって無料で利用できるんで、気になったら直ぐに予約しちゃいます。

『現代ギター 2020年12月号』


さいたま市の図書館では雑誌のバックナンバーも借りられます。
ぼくは趣味で学生時代に始めたクラシックギターをやっていて、気になるギタリストのコンサートのためなら日本全国どこでも行くってくらい熱を入れています。まぁクラシックギターはプレイヤーもコンサートもオーケストラに比べれば全然少ないので、それを理由とした旅は年1、2回程度ですけど。
雑誌不況の今、それに拍車をかけるような行動で忍びないですが、それでも「買うほどでもない」という雑誌をバックナンバーとはいえ自宅で読めるのは嬉しい。そもそも『現代ギター』誌はどこの書店でも扱っているというわけではないですしね。皆さんは知ってますか?この雑誌。



そんなジャンルレスな本を現在さいたま市の図書館で借りています。
貸出は市内に在住・在勤、または埼玉県内で提携している市町村の住民しか利用できないけど、入場は自由にできるのでそれだけでも楽しいかも。
さいたま中央図書館みたいに、駅前の商業施設(浦和パルコ)にある図書館もありますしね。

みんなもさいたま市の図書館に行ってみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
さいたま市図書館

【まつ直近記事3本】
(148)『がんばろう さいたま!商品券をゲットしたよ!』
(149)『スーパー銭湯飯は侮れない@湯屋敷考楽』
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