鉄道博物館の新館が7月5日にオープン!

昨年10月に開館10周年を迎え、先日5月26日には累計来館者数1,000万人を達成した鉄道博物館
いよいよ7月5日に全館リニューアルの集大成として新館がオープンします!


新館(南館)は4階建ての豪華な造りです。「仕事」「未来」「歴史」のテーマに分かれていて、たくさんの展示や体験エリアがあります。
1階の「仕事ステーション」では、鉄道の様々な仕事を体験し学ぶことができます。
”それぞれの正確な仕事が連携して、鉄道の安全安定輸送を支えている”
新たに撮影されたマルチ映像の動画は、鉄道って素晴らしいなと感じるものでした。


2階にも「仕事ステーション」があり、ここではシミュレータで運転体験ができます。
「加速には時間がかかる」「減速のタイミングが難しい」など、体験するとよく分かります。


同じく2階の「未来ステーション」は、これからの鉄道の姿をみんなで考える仕組みが取り入れられています。
一般的に博物館には過去の展示物が多い中、未来にも触れられる「てっぱく」です。


3階の「歴史ステーション」は、興味深い展示物等がたくさんあります。
観光との歴史も。勉強になります・・・。


4階には木目調でデザインされたビューレストランがオープンし、大きな窓から新幹線を眺めながら食事ができます。
また、トレインテラスが併設されており、外に出て鉄道の景色を楽しめます。
大宮ナポリタンもメニューに登場!


親子に人気の「てっぱくひろば」も新しくなり、ミニはやぶさ号(有料200円)に乗ったり、新幹線遊具で遊んだりできます。

本館リニューアルも行われ、インフォメーションカウンターが本館1階に新設されました。とてもお洒落です!

そして本日、新館開業本館改修記念式典も行われました。いよいよ明日(7月5日)新館オープンです!
公式サイトはこちら

鉄道博物館の車両ステーションがリニューアル!

4月26日、鉄道博物館の車両ステーションがリニューアルされました。

まず目を引くのが上部壁面に設置された「車両ステーションパノラマシアター」。横14m×縦6.5m(ひとつは5m)の巨大スクリーンで、迫力ある映像と、音と光による演出が行われます。放映内容は3パターン。人気の転車台回転に連動した映像パターンもありますよ。

続いては、キハ41300形式外の壁面に車窓風景が投影される「キハ車窓映像」。風景が流れ、実際に走っている車両に乗っているかのような感覚に!?

こちらはAR(拡張現実)装置「新幹線スコープ」。見た目はかわいらしくも感じますが、いざボタンを押して覗き込むと・・・。搭載された仕掛けは実際に体感してください!

他にも、プロジェクションマッピングを用いた展示車両があったりと、映像・音・光による「動」を意識した車両ステーションに生まれ変わりました。
さらにゴールデンウィーク期間中は、家族や友人と楽しめるイベント(「とれたんず」や「栃木の駅弁まつり」関連など)が盛りだくさん。ぜひ鉄道博物館へお出かけください!

公式サイトはこちら

最後に、7月5日(木)にオープンする新館の外観です。今から楽しみですね。

ブラタモリ、大宮へ!7/1(土)オンエア

NHKの人気番組「ブラタモリ」大宮編が7月1日(土)にオンエアされます!

大宮駅コンコースに掲示された巨大バナー
大宮駅コンコースに掲示された巨大バナー

放送日:2017年7月1日(土)
時間:午後7時30分〜8時15分

テーマは「なぜ、大宮は 鉄道の町になったのか?

いまでは巨大なターミナル駅になった大宮駅ですが、設置されるまで様々な紆余曲折があったことなどをタモリさんが紐解いていくそうで、いまからオンエアが楽しみですね!

現在の大宮駅
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大正3年 大宮駅待合所正面(さいたま市アーカイブスセンター)
大正3年 大宮駅待合所正面(さいたま市アーカイブスセンター)

 

明治32年 大宮鉄道工場全景(さいたま市アーカイブスセンター)
明治32年 大宮鉄道工場全景(さいたま市アーカイブスセンター)

 

番組では、まず武蔵一宮氷川神社へ行かれたそうですが、氷川神社と大宮駅の位置関係は上から見るとわかりやすいです。
右寄りの緑の一体が武蔵一宮氷川神社と大宮公園。南北に伸びる緑の帯が氷川参道が さいたまスーパーアリーナに続きます。右側は見沼田んぼ。

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Appleマップでのキャプチャ画面で大宮駅を真上から見た図。

 

番組公式サイトで予告されている内容を予備知識として役立ちそうなサイトを上げておきます。

ぜひ予習としてご活用いただき、オンエアに備えてください!

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ちなみにこのバナー、東口から見ると氷川神社ですが、西口から見ると大宮駅のホームとなっています。

(7/7追記)オンエア後、ブラブラしたルートが公式サイトに掲載されています。タモリのブラブラ足跡マップ

鉄道博物館で、開館時間に展示車両の入れ換え作業が行われるというので見に行ってきました。

今回入れ換えが行われるのは、4月から転車台に展示されていたEF55形式電気機関車と
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鉄博の顔と言っても過言ではないC57形式蒸気機関車です。
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実は、C57は今から40年前の今日(昭和50(1975)年12月14日)引退した車両なのです。
そのようなメモリアルな日に、入れ換え作業は行われました。

最初に、車輪の転がり具合を確認するために少しだけEF55を移動させたのですが、移動させたすぐ先に段差があって、それ以上車両が進めなくなってしまったところです。

そのため、いったん車両を戻します。

戻ったところで、一気に展示場所まで移動させます。段差もなんのその。

見てください。このぶつかっちゃうのではと心配になるほどの細い隙間を。
職人芸ですねぇ。
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続いて、転車台までC57を移動させます。どちらの車両も重いので、引っ張るだけでなく、後ろからも押しているのです。

そして、微調整を行い、移動はこれで終わりです。

これで、また汽笛を聞くことができますね。
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この後、様々な整備を行い、お昼過ぎに作業は終了しました。
関係者の皆さま、ご苦労さまでした。


ここで少しウンチクです。
EF55形式電気機関車は昭和11(1936)年に3両だけ製造されました。
鉄道博物館に展示されている車両は、現存する最後の車両です。
昭和39(1964)年に引退し、高崎第二機関区などで保存され、昭和53(1978)年に準鉄道記念物の指定を受けました。
その後、イベント列車などで使用するため、昭和61(1986)年に現大宮総合車両センターで動態復元されました。
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↑小さくて見にくいのですが、大宮の「O.M.」だそうです。
第二次世界大戦中に機銃掃射を受けたことがあるため、運転室内にはその跡が残っています。


「川越・さいたま ぶらぶらスタンプラリー」が開催されています。浦和、大宮、川越を巡って記念品をもらっちゃいましょう!

浦和、大宮、川越の3つのエリアでそれぞれ1つずつ、合計3つのスタンプを集めるとオリジナルペンケースがもらえる「川越・さいたま ぶらぶらスタンプラリー」が12月1日(月)から開催されています。

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