今から約1400年前に建立された岩槻の総鎮守です。
埼玉県の「ふるさとの森」や「自然百選」にも選ばれた境内は、森林に囲まれた野鳥の宝庫です。昭和13年に朝香宮殿下より孔雀3羽を奉納されたことから、孔雀は神社のシンボルとしてその後も大切に飼育されており、「救邪苦(くじゃく)」と漢字をあてたお守りなどもあります。
※本殿奥、県の天然記念物に指定された大榊は枯れてしまい現在はありません。
※公式サイトはこちら。
<御祭神>
大国主命(おおくにぬしのみこと)
※別名:大己貴命 (おおなむちのみこと)
<御由緒>
今から約1400年前の欽明天皇の御代、出雲族土師(はじ)氏が、東国移動の際にこの地に勧請したのがはじまりとされ、平安時代中頃には武蔵野に有力な豪族の崇敬を集めていたと伝えられています。その後戦国時代に相州鎌倉扇ヶ谷上杉定正が家老太田道灌に命じ、岩槻城築城の際に、城の鎮守として奉鎮したといわれています。以後江戸時代までの歴代城主の崇敬が厚く、特に徳川家康は江戸城の鬼門除として祈願せられました。
<社殿の沿革>
岩槻城の総鎮守として、時の城主や町民より寄進された古来の社殿等は、惜しいことに明治8年の火災で焼失してしまいました。現社殿は、その後氏子崇敬者の誠意により再建されたものです。
<社頭風致>
正に鎮守の杜と称されるとおり、境内のほとんどが樹木で覆われ、参道などは椎の木によって緑のトンネルと化しています。参道から境内へと拡がる1万坪もの緑豊かな杜と情緒あふれる静寂感が、神徳を感じさせます。境内には、神苑や昭和初期に皇室より奉納された孔雀の末裔を飼育している小屋などもあります。
<主な行事> 1月1日:元旦祭 2月3日:節分祭 4月19日:春季例大祭 6月30日:夏越の大祓 10月19日:秋季例大祭 11月15日:七五三祭 12月31日:年越大祓 |
利用案内
開館時間 |
ご神前(外)での参拝は24時間可能 祈祷斎行時間:9時〜16時まで受付 事前予約、郵送対応も可 |
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アクセス
さいたま市岩槻区宮町2-6-55
TEL.048-756-0503
東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」より徒歩15分
■駐車場
あり(無料)
あり(無料)