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慈恩寺

(Jion-ji Temple)

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慈恩寺は、華林山最上院ともいい、天長元年(824)に慈覚大師によって開かれた天台宗の古刹です。


江戸時代には徳川家康から寺領100石を拝領していたこともあり、坂東三十三観音霊場の十二番札所でもあることから、今も境内は参拝や観光に訪れる人々で賑わっています。

<山号>
 華林山 最上院 慈恩寺

<宗派>
 天台宗

<御本尊>
 千手観世音菩薩

<縁起>
 「華林山慈恩寺縁起」には慈覚大師が大杉の霊木を毘沙門天のお告げにより、千手観世音菩薩を彫刻して、慈恩寺の本尊として崇めたことなどが記載されており、慈恩寺という寺名も大師が学んだ唐の長安(現西安)にある大慈恩寺にちなんで寺名としたことに起因しています。
 盛時には13万5千坪の境内と、塔中66ケ坊を有する大寺でしたが、数次の災厄のため烏有に帰し、現在に至っています。現在の本堂は、天保14年(1843)に建立されたもので、本尊は大師御作が焼失後、寛永年間(1624〜1643)に天海僧正が比叡山より将来されたものです。
 また、境内には天正17年(1589)に岩槻城主北条氏房の家臣、伊達与兵衛により寄進された南蛮鉄灯籠(市指定文化財)や、西遊記で名高い玄奘三蔵法師の霊骨も奉安されています。

 <主な行事>
 1月1・2・3日:初詣
 1月15日:お炊き上げ
 2月5日:玄奘忌(於:玄奘塔)
 5月5日:玄奘祭(於:玄奘塔)
 8月9・10日:四万六千日
 11月16・17日:秋大祭

利用案内

開館時間 拝観時間:8時〜17時

アクセス

さいたま市岩槻区慈恩寺139
TEL.048-794-1354
東武アーバンパークライン(野田線)「豊春駅」より徒歩25分
■駐車場
あり(無料)

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