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「与野の大カヤ」のお話

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イメージ与野の大カヤのお話

 “特別”が冠される天然記念物(植物では30件のみ:平成17年2月1日現在)ではありませんが、堂々国指定天然記念物に昭和7年に指定されています。
 天然記念物には学術的価値の高い自然が指定されますが、自然そのものばかりでなく、文化的営みの永い歴史の中で醸成されてきた“自然”も対象とされており、与野の大カヤは将に後者の代表的なものといえます。
 樹高21m余、根回り13m余で、樹齢千年ともいわれ、応永年間(西暦1,400年前後)には既に関東随一の巨木として旅人達の道しるべともなっていたそうで、“榧木金比羅“として信仰の対象にもなっていたようです。(※カヤの側には金比羅天堂が建っています。)
 芭蕉門下の地元の俳人鈴木荘丹が詠んだ、『 蓬莱(ほうらい) や心に花のよし 埜榧(のかや)』の句碑も妙行寺山門内にあります。
 また、妙行寺には他にも県指定天然記念物で樹齢600年のモッコクの木が本堂裏手に、墓地には鈴木荘丹の墓などがあります。

■妙行寺

所在地: さいたま市中央区鈴谷1083-1
交通: JR南与野駅西口より徒歩10分


大カヤの紹介ページはこちら

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