Let's walk さいたま新都心周辺パブリックアートめぐりコース

この記事をシェアする

 

今回のさいたま歩きは、新都心駅周辺に点在するたくさんのアート作品を堪能します。
特に、日本郵政グループのビルから合同庁舎1号館にかけての官庁街は、市民に開かれた官庁街を目指してパブリックアートが設置されています。
市内をはじめ、関東に住む小学生約300名と5名のアーティストによる作品群「いきいきとしたもの いきているようなもの」は子どもたちの豊かな感性が光ります。そんな子どもたちが参加した作品から、アーティストによるユニークなピースまで、いろんなアートが点在しているので、お気に入りの作品を探しながら散策してみましょう!

与野駅〜たねにすむ

与野駅の西口を出ると、ひときわ大きなオブジェが輝いています。線路脇の歩道を北へ向かうと、日本郵政グループの特徴的なデザインの高層ビルが見えます。そのあたりから、新都心の街開きに合わせて制作されたアートの数々があちらこちらに展示されているので、ゆっくりと辺りを見渡しながら歩くのがおすすめです。

  • アート好きにおすすめ
  • 学び・発見
  • 癒される風景
時の柱

与野駅西口のロータリーに設置されている背の高い銀色のモニュメント。日本全国に多数設置されている彫刻家・建畠覚造たてはたかくぞう氏による作品のうちの一つ。市内には、ここの他に大宮駅西口の『飛翔 ふれあいと参加 平和』や与野本町駅前の『発展』があります。

時の柱
こころのなかにすむ

日本郵政グループビルの南側にある辻広場に立つモニュメント。地元さいたま市の子どもたちによる作品です。

こころのなかにすむ
Chatting Tower

日本郵政グループビル前にそびえるシンボリックなアート。馬田純子まだじゅんこ氏による作品です。郵便のイメージカラーの赤をモチーフにしているそう。唇がたくさん重なっているようにも見えるこちらは、排気筒を覆うデザインにもなっています。

Chatting Tower
たねにすむ

さいたま新都心郵便局前にある高さ約3mの作品。子どもたちとアーティストによる作品群『いきいきとしたもの いきているようなもの」の一つです。近くで見ると、イラストの形に切り抜かれたステンレスの板が、合わさって大きなたねのような形になっている作品であることがわかります。子どもたちの想像力の豊かさを感じる作品です。

たねにすむ

Google Mapで見る

かぜにすむ〜せせらぎの丘

歩行者回廊をアリーナ方面へ進みます。関東の8つの地域の子どもたちが参加して制作した作品が、あちらこちらで回廊を彩ります。ダイナミックなものから、とても小さな作品までいろいろな世界観の作品が散策をより楽しいものにしてくれます。周囲の緑や景観との調和もパブリックアートならではの楽しみ方ですね。

  • 感性を磨く
  • ファミリーにおすすめ
  • 学び・発見
かぜにすむ

ラフレさいたまの南側、建物と建物の間には、地面から延びる長いポールの上にユニークな形の作品たちが、止まってこちらを向いています。群馬県渋川市の子どもたちによる作品です。

かぜにすむ
てのひらにすむ

南国風の大きな木の下に、小さな小さな生き物たちが、どこからともなく集まってきているようです。地元さいたま市の子どもたちによる作品です。

てのひらにすむ
ゆめのなかにすむ

回廊にひっそりと佇む小さな街並みのような作品です。夢の中の世界なのでしょうか、子どもたちの豊かな想像力を感じます。東京都新島・式根島の子どもたちによるものです。

ゆめのなかにすむ
みどりのせかいにすむ

木の植え込みを囲う高さの異なるブロックの上に、個性あふれる作品がずらりと並びます。今にも動き出しそうな作品から抽象的な作品まで、歩きながらお気に入りの作品に出会えるかもしれません。神奈川県藤野町(当時)の子どもたちによる作品です。

みどりのせかいにすむ
モーレソースの丘

陶でできたパーツを積み重ねて作られたトンガリ帽子のようなアート作品。陶片ならではの温かみがあり、周辺の緑とも溶け込み、景観との調和も美しいです。三梨伸みつなしのぶお氏による作品です。

モーレソースの丘

Google Mapで見る

みずにすむ〜ほしにすむ

合同庁舎2号館あたりから合同庁舎1号館までの間には、ガラス張りのピラミッドのような形をした建物や巨大な銀色のトカゲがいる広場があります。ひとつひとつとっても個性的な建造物や作品の数々ですが、不思議と互いを引き立てあいます。コース全体を通して楽しませてくれた子どもたちによる作品は、このプロジェクトに参加した子どもたちみんなで手がけた作品で締めくくりです。

  • フォトスポット
  • アート好きにおすすめ
  • 感性を磨く
みずにすむ

ステンレスの板に、子どもたちと水の中に住む生き物たちが一緒に泳いでいる姿が切り抜かれた一枚の長い絵巻のような作品。海沿いの街、千葉県御宿町の子どもたちが参加した作品です。

みずにすむ
爬虫類

月のひろばで出会うのは、優しげな顔をした銀色のトカゲの彫刻。ひと際大きなこの作品は「爬虫類」、彫刻家・田辺光彰たなべみつあき氏による作品です。

爬虫類
ミクロにすむ

四角い枠の中に肉眼では見えないはずの不思議な生き物たちが、勢揃い。枠からはみ出てしまった生き物もいます。豊かな想像力感じるこの作品は、東京都中央区の子どもたちが参加したものです。

ミクロにすむ
ほしにすむ

関東に住む小学生約300名と5名のアーティストによる作品群「いきいきとしたもの いきているようなもの」。このワークショップに参加した子どもたちが全員で作った作品をひとつに集め球形にまとめています。よくみるとひとつひとつユニークな作品にたくさんの生き物たちが住んでいるようです。

ほしにすむ

Google Mapで見る

けやきひろば〜ほこすぎ橋

官庁街〜駅〜さいたまスーパーアリーナを繋ぐさいたま新都心の中心にあるのが、けやきひろば。いつもたくさんの人々で賑わう広場を抜けると、さいたま市のランドマークのひとつ、さいたまスーパーアリーナに到着です。アリーナの脇を通ってほこすぎ橋へ向かいます。橋の上ではトレインビューが楽しめます。広場から橋までは歩行者回廊になっているので流れるように移動できるのも魅力のひとつです。

  • ランドマーク
  • みどり豊か
  • 癒される風景
けやきひろば

さいたま新都心の中心に位置するふれあいの空間。さいたまスーパーアリーナに隣接し、年間を通して様々なイベントが開催されます。2階のデッキ部分には埼玉県の木であるけやきが立ち並び緑地空間が広がります。1階部分にはレストランやショップがそろっているので散策途中のひと休みにぴったりです。

けやきひろば
さいたまスーパーアリーナ

さいたまスーパーアリーナは、世界最大級の可動システムを誇る多目的アリーナで、ライブやコンサートの会場としても有名です。客席やステージ・床・天井などが可動するシステムを採用し、メインアリーナ・コミュニティアリーナ・スタジアム・展示ホールの4つのモードで、音楽・スポーツ・産業・文化など様々なイベントが開催されます。

さいたまスーパーアリーナ
ほこすぎ橋

さいたま新都心と氷川参道を結ぶ、白いアーチが美しい歩道橋。橋の下にはJR線と中山道が通り、橋からは電車が行き交う様子を眺めることができます。さいたま新都心の街並みと電車のコラボレーションが楽しめるトレインビュースポットのひとつです。「ほこすぎ」という名称の由来は、かつての氷川参道が杉並木だったことからきているそうです。昭和8年に完成した「大宮をどり」にも「・・・並木十八町鉾杉つづき・・・」とうたわれています。

ほこすぎ橋

Google Mapで見る