

大宮区を中心としたさいたま市の魅力を伝える大宮観光ボランティアガイド会の皆さんがすすめるのは、「武蔵一宮 氷川神社」の神領であった大宮公園。明治時代には割烹旅館も多く、東京の奥座敷のような佇まい、正岡子規や樋口一葉といった文化人が来遊。大正時代には、貞明皇后が訪問されました。また皇居二の丸の池にも放流されているさいたまゆかりのヒレナガニシキゴイ、珍しい大唐子という品種の椿、樹齢百年を超えるとされるアカシデの古木など見どころある自然を有しています。



松や桜の名所であり、サッカー場や野球場、陸上競技場、弓道場とスポーツ施設が多く大勢の人でにぎわいます。園内の小動物園では、毎週末に開催されるクマのショーや隣接するレトロなスポーツランドも子どもたちに大人気。
「由緒正しい歴史や郷土史とともに、大宮の今を感じられるのが大宮公園です。オレンジ色の帽子をかぶったガイドを見かけたら気軽に声をかけてくださいね」(河田会長)


大宮観光ボランティア会
山田 好司さん


幼少期からの鉄道好きが高じて、鉄道博物館のボランティアガイドになった金子英世さん。館内でもとくにお気に入りなのが、自分が鉄道好きになるきっかけとなったジオラマが展示される「鉄道ジオラマ」(本館2階)と、2018年7月のリニューアルに伴い、車窓も楽しめるなどますます進化した車両ステーション(本館1階)。
新たに開設した南館では東北新幹線「はやぶさ」の時速320㎞での高速運転を体験できる「E5シミュレータ」(南館2階)はぜひトライしてほしいとのこと。





金子さんは1日2回のボランティアガイドツアーを担当するほか、ゲストに駅長の帽子をかぶせて記念撮影をしたり、時間があればガイドしながら一緒に回ったり。
「僕が子どものときに鉄道を見てワクワクした気持ちを皆さんに感じてほしい。知れば知るほど、鉄道の魅力は尽きないんですよ!」
- 営業時間:
- 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 定休日:
- 火曜日・年末年始
- 料金:
- 一般1,300円、小中学生600円、幼児(3歳以上未就学児)300円
- TEL:
- 048-651-0088
- 交通:
- ニューシャトル鉄道博物館駅より徒歩約1分
- 住所:
- さいたま市大宮区大成町3-47


鉄道博物館ボランティアガイド
金子英世さん