大宮盆栽村は開村90周年を迎えます!

1923年に関東大震災で被災した都内の盆栽業者が理想的な集落を求め集団で移住、現在の盆栽村(さいたま市北区盆栽町)が開村されてから、今年で90年目を迎えます。

90周年記念パンフレット

現在は高級住宅地になっている盆栽町は、開村当時は鬱蒼とした雑木林で「源太郎山」と呼ばれ、盆栽園経営者などが入植後、開墾開拓したそうです。
今では想像しにくいですが、東武鉄道もまだ開通しておらず、人がいなくて淋しいところだったとか。

昭和はじめの盆栽村

ユニークなのは、住民協約というものが当時はあり、盆栽を業とする方でなくても盆栽町に住むための取り決めがあったそうです。

住民協約
新しい「村」は、美しい静かな雰囲気と武蔵野び情緒を大切に守り、訪ねてくる人々を優しく迎え、心地好い時を過ごしてもらえるような村にしようと、自分たちの手で「住民協約」を作った。
1 ここに居住する人は、盆栽を10鉢以上をもつこと
1 門戸を開放し、いつでも、誰でもが見られるようにしておくこと
1 他人を見下ろし、日陰を作るような二階家は作らないこと
1 ブロック塀を作らず、家の囲いはすべて生け垣にすること

その他にも、当時の住宅地としては破格の広さを持った道路を作ったというのも、先見の明があります。

ほぼ碁盤の目状に区切られた区画の間には,当時としては破格の広さを持った道が作られましたが,それを見た外部の人は「何を無駄なことを」と笑ったそうです。しかし,盆栽業者たちは「いつか人が自動車に乗って盆栽を見に来る時代になる」と考えていたのです。
(九霞園さんのサイトより)

最盛期には30軒もの盆栽園があったそうですが、今では残念ながら5園になってしまいました。

しかし、さいたま市大宮盆栽美術館の開館も機会に、大宮盆栽ブランドを世界にプロモーションするなど様々なプロジェクトも進行しています。

そんな中、この大宮盆栽村開村90周年を記念し、以下の催しが開催されます。この機会にぜひ盆栽村へお出かけください!

  • H25年2月1日(金)~2月13日(水)大宮盆栽村90周年記念盆栽展「早春の賦(ふ)」
    名樹をうたう、盆栽×漢詩のコラボレーション! ◆大宮盆栽村の各盆栽園から出品される秘蔵の名品盆栽を題として、埼玉県漢詩連盟に所属する漢詩人たちが、”オーダーメイド”で漢詩を詠じます。盆栽の自然美をうたう漢詩によって、イメージ豊かな自然景の世界をご堪能ください。 ◆主催:大宮盆栽美術館・大宮盆栽協同組合 ◆協力:埼玉県漢詩連盟・手漉き和紙たにの
  • H25年2月3日(日)13時30分~ 観賞会「漢詩であじわう大宮盆栽村の美」
    漢詩ポエトリーリーディングを開催! 漢詩人たちの朗読と解説などによる盆栽の観賞会を開催します。 ◆出演:埼玉県漢詩連盟 ◆先着順(40名程度) *当日の観覧券が必要です。
  • H25年2月9日(土)13時30分~ ギャラリートーク「園主が語る」
    特別ギャラリートークとして、盆栽園の園主さんが、出品盆栽の見どころなどを語ります。 ◆定員:40名程度(先着順) *当日の観覧券が必要です。
  • H25年2月10日(日)13時~16時(終了時刻予定) 見学会「大宮盆栽村早春さんぽ」参加者募集中!
    観光ガイドの先導のもと、早春の大宮盆栽村各所の歴史散歩にでかけます。 ◆ガイド:大宮観光ボランティアガイド会 ◆定員20名程度 ◆参加費:無料 ◆申込方法:館内受付、ファックス、ハガキ(締切日必着)にて、住所、氏名、電話番号をお申し出ください。応募多数の場合は抽選、ハガキにて参加可否のご連絡をします。*締切日:1月28日(月)

大宮盆栽村のご案内はこちら
大宮盆栽村の歴史年表などはこちら(九霞園さんのサイト、他にも様々な貴重な資料が掲載されています!)
Wikipedia盆栽村

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