鉄道博物館企画展「大機関車展〜日本の鉄道を引っぱった勇者たち〜」が開催中です!

只今、鉄道博物館では、企画展「大機関車展〜日本の鉄道を引っぱった勇者たち〜」を開催しています。

1872(明治5)年10月14日に新橋〜新横浜間に日本初の鉄道が開業して以来、日本の鉄道は長きにわたり、機関車が客車や貨車をけん引する輸送形態が主流でした。

本展では、昨年10月より鉄道博物館で常設展示を開始したEF58形61号電気機関車をはじめ、国鉄の電気機関車やディーゼル機関車を中心に、その歴史と活躍を振り返ります。

初公開となる国鉄時代の車両計画に関する資料などを紹介する見どころ満載の企画展です。

展示内容の一部をご紹介します。


日本の鉄道の運転方式の変遷

ED75型電気機関車運転台(教習用モックアップ)

“ロイヤルエンジン”EF58形61号機の紹介

電気機関車運転台など、とても貴重な展示物が盛りだくさんです。

ナンバープレート・模型大全のコーナーでは、蒸気機関車、旧型電機、ディーゼル機関車を中心としたナンバープレートが53点、機関車模型が20点展示されています。

また、本展関連イベントとして、担当学芸員の方と一緒に企画展や車両ステーションを巡りながら企画展の解説をお聞きいただけるガイドツアーや、本展にあわせて新たに作成した縮尺1/20の展示用大型機関車模型の公開なども行われます。

企画展「大機関車展〜日本の鉄道を引っぱった勇者たち〜」は、2024年1月29日(月)まで鉄道博物館2Fスペシャルギャラリー1にて開催しています。企画展は鉄道博物館の入館料のみでご覧いただけますので、是非ご覧ください。

企画展及び特別イベントの詳細は、鉄道博物館ホームページでご確認ください。

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和菓子の実演販売が楽しい!「舟和 浦和工場売店」がリニューアルしました!

厳しい残暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、「芋ようかん」でお馴染みの「舟和 浦和工場売店」をご紹介したいと思います。

すでにご存知の方も多いかと思いますが、桜区にある舟和 浦和工場売店が、今年4月にリニューアルオープンしました。

リニューアルした舟和 浦和工場売店

ウッド調でとても素敵な外観です。テラス席もあるので、カフェのような雰囲気があります。

お洒落なテラス席
バリアフリー(多機能トイレもあります)

リニューアルでは、これまでの物販に加えて、イートインが出来るようになりました。

イートインメニュー

こちらのイートインは「実演販売」になっており、和菓子作りの様子を実際にご覧いただくことができます。

今回は「舟月どらやき」と、一番人気の「芋ようかんソフトクリーム」を購入しました。

商品は券売機で購入します

ガラス越しに、目の前で和菓子作りの実演が楽しめます。

和菓子作りの様子は見ていてとても楽しいですね。

商品はイートインスペースでいただくこともできます。

店内テーブル席
店内カウンター席

この日は天気が良かったので、テラス席を利用。

舟月どらやき

舟月どらやきは、焼きたての生地に、お馴染みの芋ようかんと優しい甘さのつぶあんが相性抜群です。どやらきの生地もボリュームがあり、1個だけでもかなりの満足感がありますね。

芋ようかんソフトクリーム

芋ようかんソフトクリームは、「舟和の芋ようかん」の味がしっかり再現されているソフトクリームで、口あたりもなめらか。お店でも販売されている「黄金色の芋金貨」もトッピングされています。一番の人気商品というのも納得の美味しさです。

また、このイートインメニューは、この浦和工場売店と浅草のお店だけでしか味わうことができないので、お越しいただいた際は是非召し上がってみてください!
現在販売中の期間限定「白桃ソフトクリーム」は、9月中旬まで販売しているそうですよ♪

店内の物販では、お馴染みの「芋ようかん」や「あんこ玉」をはじめ、「芋けんぴ」や「おいもパイ」などの様々な商品を販売しています。

種類が豊富なので、手土産などを選ぶ際にもとても便利ですね。
商品の配送サービスも行っています。(沖縄及び離島を除く)

バラ売りもあります

やはり人気のお店なので、この日も次々とお客さんが来店されていました。
9/22(金)からは期間限定で「かぼちゃのあんこ玉」が販売されるそうですよ♪

是非、皆様もリニューアルした「舟和 浦和工場売店」で、和菓子の実演販売メニューなどをお楽しみください!

【舟和 浦和工場売店】
場所:さいたま市桜区大久保領家通前740
営業時間:10:00~17:00 (土日祝 9:00~17:00)
駐車場:有り
定休日:無し ※詳しくは下記公式サイトでご確認ください。
公式サイト:https://funawa.jp

8/16(水)「日本全国 能楽キャラバン!さいたま公演」が開催されます!

厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

市内では、4年ぶりに通常規模での夏祭りや花火大会が開催され、すごい盛り上がりをみせていますね!
やっといつもの「さいたま市の夏」の光景が戻ってきました!

そして今回ご紹介するこちらも、この夏に開催されるイベント、「日本全国 能楽キャラバン!さいたま公演」!
8月16日(水)にRaiBoC Hall(市民会館おおみや)大ホールで開催されます!

日本全国 能楽キャラバンとは、文化庁の事業の一環で、多くの方に文化芸術の素晴らしさや日本人としての誇りを想起される機会をお届けすることを目的に、北海道から九州まで、全国34都道府県・52会場・56公演行われる、能楽協会主催の大規模な能楽フェスティバルです。

現能楽界最高峰の出演者を中心に、能楽屈指の人気曲や、めったに上演されない演目など、バラエティー豊かな内容で開催されます。

さいたま公演は初開催となりますが、今回は「夏休み みんなの能狂言」と題して、初めて能をご覧になる方にも、お気軽にお楽しみいただける内容になっています。

演目は小・中学校の教科書にも掲載されている、能(金春流)「敦盛」,「羽衣」、そして狂言(大蔵流)「柿山伏」を上演します。

能で出演する金春流は、能楽五流の中でも最古の歴史を持った、古格を重んじる芸風が特徴で、例年5月に武蔵一宮氷川神社で開催される「大宮薪能」にも出演されています。

大宮薪能(武蔵一宮氷川神社 楼門内舞殿)

「敦盛」のシテ 辻井八郎氏は、質実剛健な舞台を勤める実力者であり、重要無形文化財総合認定保持者に認定されています。また、「羽衣」のシテ 安達裕香氏は、平成生まれの若手のホープとして活躍されています。

安達裕香氏のさいたま公演についてのインタビューでは、能の魅力や演目の見どころなどをお話しされているので、是非インタビュー記事をご覧になってみてください。
インタビュー記事はこちら(能楽協会HP)

日本全国 能楽キャラバン!さいたま公演の料金は、一般3,000円、25歳以下は1,000円です。(全席自由・税込)
はじめての方でもお求めやすい値段設定になっています。

チケットはオンラインまたはお電話でご購入いただけます。
オンライン購入はこちら(カンフェティ)
電話予約は、0120-240-540(カンフェティチケットセンター)まで。

約700年間つづく日本を代表する伝統芸能である能楽。
是非この機会に、能楽ファンの方はもちろん、能楽が初めてという方もご鑑賞ください!

「日本全国 能楽キャラバン!さいたま公演」
【日時】令和5年8月16日(水) 
(12:00開場)13:00開演−16:10終演予定
【会場】RaiBoC Hall(市民会館おおみや)大ホール
【料金】全席自由席(税込)一般:3,000円 25歳以下1,000円
【お問い合わせ】公益社団法人金春円満井会 03−6913−6714
詳しくは、イベントチラシをご覧ください。

【4/23(日)】「 After bloom festival」が中山神社境内(さいたま市見沼区)で開催されます。

さいたま市見沼区では「オープンガーデン」を4月と5月に開催しています。個人のお宅の素敵なお庭が公開され、開催期間中は全ての庭を無料で見学することができます。

さいたま市見沼区の中山神社境内で開催される「 After bloom festival」は、見沼区内において地域住民が主体となって行われているこの「オープンガーデン」での花柄や、花の生産農家さんの花柄を、有効に活用し、花の短い生命に感謝して、来年のさらなる開花、発展、そしてコロナ禍の退散と子どもたちの健康を願うイベントです。昨年に続き2回目の開催となります。

当日は、オープンガーデン等の花びらを使った子どもたちによる花絵づくりや、花手水づくり、花吹雪などが行われます。

会場の中山神社は、武蔵一宮氷川神社(さいたま市大宮区)と氷川女體神社(さいたま市緑区)を結ぶ直線上のほぼ真ん中に位置しています。周辺は首都高速道路やさいたま新都心を望める場所でありながら、見沼田んぼが広がる、自然に恵まれた地域です。そのような場所で、まさに花や緑の重要性を再認識するイベント「 After bloom festival」が開催されます。ぜひご参加ください!

中山神社

「 第2回After bloom festival・鎮花祭」
■期日:令和5年4月23日(日)
■時間:10時〜14時
10時〜 花絵づくり、花手水づくり、花吹雪
11時半〜展示
14時〜 鎮花祭(ちんかさい)
■場所:中山神社境内(さいたま市見沼区中川143)
国際興業バス_中山神社バス停下車3分
東武バス_富士見ヶ丘バス停下車5分
※駐車場はありません
■主催:After bloom festival 実行委員会
■問合せ:広報担当 倉林克昌 090-2337-6547
※詳しくはこちら(イベントサイト)をご覧ください。

「第9回見沼区オープンガーデン」
■期日:令和5年4月15日(土)・16日(日)、5月13日(土)、14日(日)
■時間:10時〜16時
■会場:4月_見沼区内19か所、5月_見沼区内14か所
※詳しくはこちら(さいたま市HP)をご覧ください。ダウンロードファイルから詳細をご確認できます。

北沢楽天の世界漫遊を体感!漫画会館にてシリーズ展の第一弾が開催中(〜5/7まで)

日本近代漫画の先駆者・北沢楽天の邸宅跡に建つさいたま市立漫画会館。
あの手塚治虫にも影響を与えた人物と言われ、漫画会館には楽天の遺族が寄贈した作品や愛用品が多く残されています。

入口の水玉模様のフロア

数ある収蔵品の中でも、1929年〜1930年の「世界漫遊」に焦点を当てた「楽天の世界漫遊〜旅のはじまり、アジア・エジプト・フランス編〜」にお邪魔してきましたので、見どころをレポート!旅行気分を味わいましょう!

北沢楽天というと、政治風刺画のイメージが強かったのですが、良い意味でそのイメージを覆されました!漫遊中はシンガポールやエジプトなど、訪れる地で時事漫画を描きながら、絵画としても作品を残していたそうです。漫画とは違ったタッチで描かれており、また自身を絵の中に描くなどの遊び心もあって、ひとつひとつの作品を時間をかけて見る面白さがあります。

雰囲気のあるエジプトの女性

また、楽天が使用したとされる革製の鞄は必見!画材道具を入れていた(恐らく特注の)鞄なのですが、現代のスーツケースに旅行先のステッカーを貼るように、楽天もこの鞄に渡航先で入手したであろうおしゃれなステッカーを貼っているのです。しかも予備で沢山入手していたそうで、保存状態の良すぎるステッカーも併せて展示されています。

鞄にステッカーを貼る文化はいつどこで始まったのかが気になる・・・!

ちなみにホテルについては、学芸員さんが当時の資料や領収書を整理して、これまで不明とされていた渡航先をひとつひとつ明らかにしたんだとか!地道な作業に感服です!

滞在先ホテルの領収書

また、パリではあの藤田嗣治との交流もあったようです。藤田が描いた楽天の似顔絵が飾られているのでこれもぜひご覧ください。学芸員さん曰く、恐らく無料で嗣治の絵が見られるのは漫画会館だけ!とのことです。

楽天がこの「世界漫遊」に出かけたのは、単なる観光旅行ではなく、日本の漫画界の発展を目指すためということがわかります。例えばパリでは、絵画教室を体験し、西洋画を学びつつも、教室のシステムについてまで勉強し、日本での教室運営に役立てたんだそうです。

パリで入手したであろうクレパスとスケッチブック

文字だけでは魅力が伝わりきらないので、ぜひ来館して本物を見ていただきたいです。作品を見る上でのポイントや、裏話など聞きたい方はぜひ学芸員さんが解説してくれる「ギャラリートーク」開催日の来館がおすすめです!

ギャラリートーク___________________
3/25(土)・4/22(土) いずれも13時〜(約30分)
参加無料・申込不要(人数制限あり)
※手話通訳がつきます。
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この世界漫遊シリーズ展は、今回のアジア・エジプト・フランス編(5/7まで)の後、第二弾、第三弾を継続して展示予定だそう。すでに面白いのに、この後どんな作品を見ることができるのか、わくわくしますね!

さいたま市立漫画会館
さいたま市北区盆栽町150
9:00〜16:30
月曜休館(祝日の場合は開館し翌平日が休館)
入館無料
TEL:048-663-1541
FAX:048-667-4921



ちなみに漫画会館には庭園があって、お邪魔したこの日(2023年3月14日)は椿が見ごろを迎えていました!楽天が邸宅に住み始めた頃からある椿の木だそうで、とても大きく、花も見事に咲いていました。楽天の奥様もお花がお好きな方だったようですよ。

こんな大きな椿の木は初めて見ました・・・!
2023年3月14日 満開の椿

さいたま市内の桜も少しずつ咲きはじめたようで、見頃を迎えるのも例年より少しかもしれませんね。暖かい春の時期、ぜひ漫画会館まで足を運んでみては?
大宮公園大宮盆栽美術館など、周辺の桜を見られるスポットのチェックもお忘れなく♪

過去の「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」の<大宮盆栽村散策コース>では、漫画会館をはじめ周辺を散策しています!春のさいたま歩きを楽しんでくださいね♪