どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
皆さん、「地価」ってご存知ですね。
読んで字の如く、土地のお値段のことです。
毎年、定期的に新聞やニュースなどで地価ランキングなどが掲載されます。
銀座の一等地が1平方メートルあたりウン千万なんてのは良く聞くニュースですね。
そんな地価ランキング、新聞の地方欄なんかには地方の地価ランキングなども掲載されます。
少し前になりますが、埼玉県の地価ランキング(価格、上昇率)が発表されました。

ぼく、コレ見るの結構好きなんです。
さいたま市は県庁所在地だけあって、必然的に上位に入ってきます(他市の方ゴメン!)
基本的に市内は土地勘があるので、住所を見ただけでどこか分かります。
「まぁ今はアソコがお高いのね!」なんて思ったりするわけです。
でも新聞では住所しか表示されないんですよね。
もちろん地図で調べればどこか一発で分かりますが。
行ってみよう、そしてそこがどんな雰囲気か見てこよう。
でも住宅地をウロウロして写真を撮ったりするわけにはいかない。
そんなわけで商業地の地価ランキング、トップ5に実際に行ってきたよ!
第5位
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Google Maps上の画像はこちら。

この位置情報を見た時、こう思いましたね。
「大人の街やんけ!」
ここでは敢えて「大人の街」とだけ言わせて頂きます。
本当はもっと色の付いたアッチ系だよ!

はい、そんなわけでやってきました。
埼玉を代表する歓楽街、「ナンギン」こと大宮南銀座。
「銀座」と呼ぶだけあって、地価が高いのは東京の銀座と一緒ですね。
で、そんな第5位のエリアなんですが、昼とはいえアッチ系のお店は絶賛営業中なんですね。
店先には黒スーツのオニーサンたちが飢えた殿方を出迎えるべく立ちはだかっています。
因縁付けられたら「いや、地価ラインキング巡りしてるだけっす」で理解されるだろうか。

夜の営業に向けて酒の納品をしていると思われる軽自動車の背後から撮った写真がこちら。
この景色の先の左側が高地価ランキング第5位のエリアです。
お金や人の欲が怪しく舞う舞台が地価を押し上げているということですね。
こんなエリアが埼玉県の商業地地価の第5位でございます!
第4位
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Google Maps上の画像はこちら。

夜はギラギラネオンのナンギンとは真逆で、今度は健全な西口方面となります。
大まかにいえば大宮駅を中心に、東口の歓楽街に対し、西口はビジネス街と言えます。

大宮駅からは徒歩5分もしないようなところ。

こちらのビル周辺が第4位のエリア。

なのに無人ビルとなっていました。
こちら、少し前までは野村証券の支店が入居していました。
高地価だから撤去したのか、儲かったから他所に移動したのかは定かではありません。
でも高地価だからこそ借り手が付かない、ということはありそうですね。

なおお隣はぼくの行き付けのラーメン屋、桜花。
高地価にも関わらずお値段安めで美味しい家系ラーメンが食べられます!

もう最近のラーメンは670円ではなかなか食べられないよね!

なお背後には埼玉県を代表するオフィスビル、ソニックシティビルがそびえ立ちます。
第4位の無人ビルはソニックシティビルより上位ということなんですね(おそらく)
こんなエリアが埼玉県の商業地地価の第4位でございます!
第3位
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Google Maps上の画像はこちら。

再び大人の街、ナンギンに戻ってきました。
でも地図をご覧頂ければお分かりのように、検索してもピンポイントでヒットしませんでした。
そのため該当すると思われる場所を歩いて巡ってみることにしましたよ。

大通りの中仙道から攻略していきます。
飲食店も商店もオフィスも、あらゆるものがミックスされている賑やかな通りです。

通りを一つ曲がります。

年季の入った飲食店。
地価と見た目の新しさは比例しないのかな。

目的の1-37に対し、だいぶ近くなってきた。
だいぶ近くなっては来たんですが、該当する住所は最後まで見付けられませんでした。
でも恐らくこの周辺が第3位の高地価エリアであることには間違いなさそうです。

ご覧の通り、スナック、スナック、スナック・・・。
夜になるとお金のある大人たちが集う通りなのでしょう。
そんな大人たちがきっとこのエリアを3位に押し上げていると思われます。
こんなエリアが埼玉県の商業地地価の第3位でございます!
第2位
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Google Maps上の画像はこちら。

果敢にもさいたま市に食い込んで来た第2位の川口市。
でも他市なので取材はパス!
しかし実はぼくは高校は川口市だったので縁はアリアリなんです。
ぼくが青春を過ごした川口駅東口周辺が第2位に食い込んできました。
たまに自転車で通りますが家族連れを中心に物凄く活気のあるエリアです。
こんなエリアが埼玉県の商業地地価の第2位でございます!
第1位
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Google Maps上の画像はこちら。

大宮駅を西へ東へ行ったり来たりしていますが、栄えある第1位は西口です。
歓楽街よりビジネス街が上位に来た、という結果になりました。

なおこちらのビル、以前は予備校の代々木ゼミナールがメインテナントで入居していました。
2014年頃に代ゼミ全体の経営方針転換もあって撤退したそうです。
高地価ほどテナントの撤退が起きる、という現象は第4位と共通なのか。

代ゼミ撤退後の現在のテナントはこちら。
貸会議室のTKPや人材業のパーソルなどが入居。

なお裏には家電量販店のビッグカメラ。

一階にはドトール。
紹介はしていませんでしたが、ドトールは第4位のエリアにもありました。
ドトールはコーヒーチェーンの中ではお値段安めですが、
効率よく集客できるから高地価エリアでもやっていけるのでしょうか。

通りを挟んだ向かい側には百貨店のそごう。
なお第2位の川口も地図上には表示されていませんが、そちらもそごうです。
そんなそごうは過去の経営悪化により今やセブン&アイグループです。
今も高地価エリアで存続していることから、
かつての百貨店戦国時代の一翼を担った貫禄を感じさせます。
写真は夏の風物詩ともいえるビアガーデン。
ぼくには勇気の要る価格設定だ!
はい、いかがでしたでしょうか。
地価ランキングに基づいてさいたま市内の高地価エリアを巡ってみました。
共通しているのは2位の川口市を例外とすれば全て旧大宮市であるということ。
文教都市の浦和に対して商業都市の大宮と言われることが多いですが、
それは地価でも証明されたということですね。
そんなさいたま市の高地価エリア、みんなも行ってみようぜ!
おしまい。
【まつ直近記事3本】
(129)「さいたま市民がさいたま市内のビジホに泊まってみた話」
(130)「Books &Café TOKIWA@北浦和」
(131)「GWに気持ちだけ北海道に行ってきた」