さいたま市の背中(166)『さいたま市のネットカフェでカンヅメになってみた』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

作家などが宿泊施設などに籠って執筆をすることを「カンヅメ」と呼ぶそうです。文豪なら温泉宿というイメージがありますし、出版社にはカンヅメ用の一室があるなんてことを、誰かの本で読んだことがあります。

温泉宿までは行かなくても、人によってはビジネスホテルで「カンヅメ」になったことがある経験を持つ方も多いのではないでしょうか。僕自身もビジネスホテル好きとして、数多くのカンヅメを経験してきました。もちろん我が地元、さいたま市でも。
参考:(129)『さいたま市民がさいたま市内のビジホに泊まってみた話』



先日、仕事で必要に迫られて急遽「カンヅメ」をして自分を追い込まざるを得なくなりました。そう思い立ったのが都内の勤務先からの帰り道。時刻は既に22時過ぎ。でもさいたま市内のホテルって高いんだよなぁ(なんでだろう)。

頭の中で選択肢を思い浮かべて最終的に決めたのが「ネットカフェに行こう」というもの。ネットカフェはテレワークで常用していますが、夜通し利用したことは過去に2回くらいしかありません。いずれも旅先で必要に迫られて。果たして僕は地元のネットカフェでの夜通しのカンヅメに耐えられるのか、というのが今回の記事。

訪問したのは、たまに日中に利用をする、大宮バイパスというさいたま市を南北に貫く大型国道沿いにあるネットカフェ、快活CLUB大宮三橋店。浦和の僕の自宅からは車で20分弱とチョイ遠めです。快活CLUBそのものは過去に記事にしたことがあるので、以前の訪問記事はそちらも併せてご参照頂ければと思います。今や日本全国に約500店舗あるので名前自体は見たことあるという方も多いでしょう。
参考:(128)『さいたま市のネットカフェでリモートワークしてみた』



到着をしたのは深夜0時過ぎ。この目立つ三角屋根は、かつてのスキー用品店のアルペンの居抜き店舗だから、というのはドライバーにはお馴染みのネタ。まぁ僕はウィンタースポーツは一切しませんのでアルペンとは無縁ですけども。


なお混雑具合はこんな感じで公式アプリで分かるので、空席があるのは事前に確認済。カラオケやマッサージシートもあるぞ。



店舗前を走る大宮バイパスは、南は東京都、北は新潟県まで続くので、深夜といえども、多くのトラックが通り抜けて行きます。僕たちの生活を支えている物流関係者に感謝です。



僕の今晩の仕事場兼仮眠場。滞在予定時間は、深夜0時から翌日正午の12時間です。



さぁ早速お仕事の開始です。時刻は午前1時。



ネットカフェの良し悪しには色々な視点がありますが、その一つは飲食サービスの充実度。快活CLUBはドリンクバーが充実していること、そして無料のソフトクリームの食べ放題が特徴。有料のフード系は美味しいと有名なようですが僕は未体験です。会社によってはカレー食べ放題とか、サウナ付き、とかもある、らしい。もはやカフェって何?って感じですね。



差別化が激しすぎて忘れてしまいがちですが、漫画の品揃えは基本的な要素ですね。こんなに漫画があって仕事が捗るのか!という声もあるかもですが、僕は普段はあまり漫画は読まないので誘惑にはなりません。

「夜通し」なんて言っていますが実際には数時間の仮眠をしています。基本的には徹夜のできる人間ではないので3時頃には一旦力尽きました。



日の出直後くらいの写真。狭い空間で仮眠をしていたので、外で軽く運動をします。既に車の通行量は増え始めています。



シャワー付きのネットカフェは多いですが、多くの快活CLUBの店舗にもシャワーがあります。特徴的なのは無料ということ。あまりお世話になることはありませんが今回は使わせて頂きました。



快活CLUBのもう一つの特徴が「無料モーニング」。朝6時から10時半までの間でポテトと食パンが食べ放題。特にポテトは「神ポテト」とテレビで紹介されて有名になりました。実際に美味しくて僕もコレ目当てで朝に良く利用します。



と、いうわけで僕の朝食です。ポテトって意外と腹に溜まらないんですよね。



ちょっと息抜きで朝刊を読みます。



さぁ朝食も食べたし、正午まで頑張るぞ。当然ながら各ブースには窓が無いので、画像だと夜っぽいですが時刻は既に朝8時頃。なお電気スタンドは無料で借りられます。ヘッドセットが映っていますが、ブースでは通話禁止なので、電話がかかってきたら通話ブースか駐車場に停めてあるマイカーに駆け込みます。



そんなこんなで正午までフラフラになりながらネットカフェで夜通しカンヅメになりました。一応やるべきことはやり切れました。

太陽が頭上にあるうちに仕事から上がれるのは嬉しいですが、爽快かどうかと言われると微妙です。やはり閉鎖空間で時間の変化を身体で感じられないからでしょうか。

とはいえ、集中してカンヅメになれる環境は嬉しかったです!困った時はまた利用したいと思います!

おしまい。

(参考リンク)
快活CLUB

さいたま市の背中(128)『さいたま市のネットカフェでリモートワークしてみた』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

リモートワークとかシェアオフィスとか、いわゆる「働き方改革」や「多様な働き方」が近年話題です。
ぼくが勤めている会社も結構積極的でして、数年前からリモートワークを導入しています。
リモートワークも良し悪しあって、良い所は何よりも通勤電車に乗らなくて済むこと。
悪い所は集中ができない、食費・光熱費がかかる、なぜか眠くなる、ということです(まつ調べ)。

皆さんもカフェとかでパソコンを広げて仕事や勉強をしている人を見たことがあると思います。
ぼく自身も近所のスタバで朝の1-2時間くらいは仕事をしたことがあります。
中にはコーヒー1杯で何時間も居座る人もいるようですが、ぼくはお節介にも店側の回転率とか気にして罪悪感に苛まれるし、店員に「アイツずっといるよ」みたいに陰口叩かれてたらどうしようとか考えて結局集中できないわけです。
要するに小心者。

そんなぼくがリモートワークで良く使うのが漫画喫茶やネットカフェと言われる場所。
そこなら個室でプライベート空間が確保されているし、飲み物も飲み放題だし、居れば居るほど店側は儲かるわけだから罪悪感もナッシング。

そんなわけで今回はさいたま市でのリモートワーク@ネットカフェについてお送りします!

市内に行きつけのネットカフェは数箇所ありますが、そのうちの一つが快活クラブさいたま三橋店
快活クラブは北は北海道、南は九州・沖縄までありますが、さいたま市にはこの店舗のみです。
(2/15追記:さいたま三室店もありました。ごめんなさい。さいたま市には本日現在2店舗!)

主にロード沿いに出店し、広々とした店作りと居心地の良さが特徴的です。
この店舗も国道17号沿いにありまして、基本的に車が必要な場所に位置しています。
当然24時間営業。


到着したのはまだ空に星が明るい朝の6時半。


明るい受付。
夜通し営業している店舗の早朝は夜勤明けの眠そうな男性店員、という勝手なイメージがありますが、対応してくれたのは爽やかな大学生風オネーサンでした。


大量の漫画。
今日は仕事をしにきたのでスルー。
多分ですが品揃えは県内最大級と思います。


近年、ネットで密かに話題になっているのが、このモーニング。
実は今日ここに来たのはこれの気分だったからです。
食物繊維ゼロのジャンキー朝食。
そんな気分の時ありませんか?


ケチャップを除けば茶色だらけ。
画像左上に見切れていますがバターもあるよ。


ブースに行き、本日の職場のセッティングを行ないます。


個人的にはUSBコンセントがあるのは高ポイント。
個人スマホ、会社スマホ、タブレットを持ち歩いているため同時充電に助かる


フードメニュー充実。
席からパソコンで注文できます。
ここは個室版ファミレスか!?


とりあえず朝食。
最終的に終了の10時半までに3回お代わりしました。

施設内を見て回ってみましょう。


基本、個室のブースがメインですが、こんなワンルームみたいな部屋もあります。
遊びにも使えますが、会議にも使えるかも知れませんね。
住み着いちゃいそうですが。


シャワールーム。もはや家だ。
いつか家出したらここに来よう。


コピー機。


カラオケルームもあります。
仕事のストレスは歌って吹き飛ばせ!


個室とはいえブースなので声を出したら筒抜けです。
電話が必要な時に何度かこの部屋にこもりました。


一瞬、カレーとかがドバドバって出てくるのかと思いましたが、メニューの紹介のようです。
なお隣に違う種類のドリンクサーバがもう一基、そしてコーヒーマシンもありました。


ソフトクリーム食べ放題


えぇもちろん頂きましたわ(3回くらい)。

そんなわけで駆け足で紹介してきましたので、滞在時間は数時間?と思われるかも知れません。
しかし実際には・・・


8時間44分!!
まぁ裏を返せばそれだけ集中できたってことです。
(本当はちょっと漫画読もうと思ってたけど、想定以上に忙しかった)

平日ということもあり、お客さんは少なかったです。
でも逆にどういう人が使っているのだろうと気になったり。
営業マン風の人が訪問の合間なのか仕事してる感じの姿を見かけました。

仕事の質やスピードやコミュニケーションの有り方が昔とは確実に変わりました。
何が正解かは分からないけど、仕事の環境や人は時代と共に変わっていくのでしょう。


店に入った時は夜明け前だったのに、出た時は太陽は夕方の色になりかけていました。

みんなもネットカフェでリモートワークしてみようぜ!
ぼくはカフェや図書館よりも断然ネカフェ派。

おしまい。

(参考リンク)
快活CLUB大宮三橋店

【まつ直近記事3本】
(125)「『たまえのスーパーはらわた』を観てきた!」
(126)「早朝からラーメンが食べたい!(ドロドロ編)」
(127)「とあるさいたま市民の年末年始の過ごし方」