さいたま市の背中(185)『銀座ライオンさいたま新都心店でリッチにランチと一人飲み』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

前回の記事で財布に優しい550円ラーメンを紹介しましたが、今回はそれとは正反対の記事です。

皆さんは「銀座ライオン」というレストランをご存じでしょうか。世間ではビヤホールとも言われているそうです。日本全国の主要都市に店舗があるので見たことがあるという方も多いと思います。運営会社は株式会社サッポロライオン。サッポロビールの系列会社です。そのルーツは1899年まで遡るとか。



外食が多い僕だけど、銀座ライオンには寄り付いたことはありませんでした。その理由は単純明快。

値段が高いから。

だって聞いてくださいよ、一番安い黒ラベル中ジョッキでも650円、エビスビール至っては中ジョッキ800円なんですよ。「福の軒」の550円のラーメンにトッピング1つ付けて替玉を追加しても750円なんです。それより高い中ジョッキとは。市外・県外なので名前は出しませんけど、僕の行き付けの居酒屋なんて(発泡酒にはなりますが)生ビール100円ですからね。

そんな感じで文句ばかり言っていますが、僕だって今や大人。心では泣いても100円200円のことでは動じない。800円のビールがあったって良いではないか。フードを少し抑えて総合的に安く済めば良いでしょ。ということでランチで銀座ライオンに行ってきた!



「銀座ライオン」ブランドの店舗は埼玉県内ではさいたま新都心店のみ。伊奈町のINA KITCHENは公共施設にある食堂的なレストラン、銀座ライオンLEOはカジュアル度を重視したもので、YEBISU BARは「エビスビールを中心とした和モダンビヤバー」とのことです。このように様々なブランドがありますが、「銀座ライオン」はこれら全ての要素を網羅した代表的なブランド、と理解をしています。



銀座ライオンさいたま新都心店は、さいたまスーパーアリーナに併設されている飲食店街、けやきひろばの中にあります。



これまでも何度も前を素通りして来ましたが(高いから)、今回は勇気を振り絞って立ち止まります。旨いビールを飲むのだ。



ランチメニューやその他のメニューは店頭に出ていたので予め財布と相談して作戦が立てられます。しかしどのメニューも王道なレストランという感じで旨そうだな。



着席。「とりあえずビール」のため、フードメニューは脇においてドリンクメニューを凝視。まずはスタンダードな黒ラベルでしょ。やっぱりこういう所ってファミレスによくあるピンポンじゃないんだな。店員さんが遠くでちゃんと見ていて、僕の「とりあえずビール」という血走った眼を察してくれたのかは分かりませんが、呼ばずとも注文を取りに来てくれました。なお埼玉県でのコロナ対策で接種証明の提示が必要。既に数店舗で印籠並みに活躍している接種アプリを提示して飲酒の許しを得ました。



来た!黒ラベル!第一印象、ジョッキが重い!そんな下らないことを思ってしまいました。ビールの品質、注ぎ方、管理方法、ジョッキの構造、その全てが完璧に揃っているからこそのお値段なのでしょう(税抜650円)。



ディナー時間帯ではないのでビールだけを飲み続けるわけにもいかず(いや、実際は可能だと思いますが)、フードも注文していました。銀座ライオンはフードメニューも美味しいと評判です。僕が注文したのはポークカツレツとほうれん草のマカロニグラタン。



通常は主食はパンorライスで選べますが、銀座ライオンではサラダという選択肢もありました。健康的じゃないか。健康になりたい僕は迷わずサラダを選択。そしてやって来たのは大きなボウルに入った大量のサラダなのでありました。サラダ、カツレツ、グラタン、ビール、大人のお子様ランチのような興奮を覚える組み合わせではないか。



「飲み続けるわけにもいかず」と書いておいてビール2杯目も注文。エビスプレミアムブラック800円(税抜)!よくビールは「喉越し」って言われますが、これに至っては「コクの旨み」ってやつですね。いやはや、贅沢。



2杯目を飲み終えた頃に正午過ぎになったので、多くの会社勤めの人たちがやってきました。こういっちゃなんですが、皆さん身なりがしっかりしていて「稼いでいるな!」というオーラの人を纏った人たち多かったです。まぁさいたま新都心エリアには名だたる企業が多いですからね。マンションも高いぞ!



さいたま新都心で美味しい食事と美味いビールをリッチに楽しみたい人は銀座ライオンさいたま新都心店に行ってみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
サッポロライオン