さいたま市の背中(193)『0歳の娘とさいたま市で過ごした1年間について』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

4月に娘が産まれ、家族に加わりました。妻は約1年間の育休、僕も勤務先の理解があり育休を分割で合計2ヶ月弱取得しました。親族を頼れなかったこともあり、今でもこの育休期間については妻に「助かった」と言われています。何が大変だったって、一言で言えば「寝られなかった」という記憶が一番濃いです。男性は育休を取った方が良いぞ!(取れたら)。

そんなわけで娘が0歳のうちはさいたま市で過ごすことも多くありました。そんなさいたま市民の1年間の育児期間を振り返ってみたいと思います。



当時は桜区(旧与野市)の賃貸マンション(2LDK)に住んでいた我々夫婦。同棲開始時は子供ができることを想定していなかったので二人で十分な広さでした。JR埼京線南与野駅から徒歩10分弱で家賃は8万円。近隣の相場と比較して安め、だったと思います。

出産前には区の保健所で開催された「出産前教室」で抱っこやおむつ交換の仕方、「乳児の首や身体を揺さぶっちゃだめ!」などの教育を受けていました(参考リンク:出産前教室)。

出産後は保健師が自宅に訪問してきて、インタビューや体重測定などをしてくれました。行政の連携は凄いなぁと感心(参考リンク:妊産婦・新生児訪問)。

当然ながら育児初体験の我々。当初は節約のために「ベビーベッドを買わないでも大丈夫か」と思い床に敷いた布団で寝かせていました。



しかし気が付いたら変なところで寝ているので、



ベビーベッドを買いましたさ(一番安いの)。最初から買っておけば良かった。



8ヶ月目にはつかまり立ちをするようになりました。初めて歩いた瞬間は多くの両親にとって記録物ですが、我々の場合は「気が付いたら歩いていた」でした。初めて靴を履いて外で歩いたのが北浦和公園。家での裸足と感覚が違ったのか大泣きをしました(ちなみに北浦和公園の管轄は市ではなく埼玉県)。



僕の旅の友にもなりました。生まれた年に沖縄を旅行。海無し市のさいたま市民、早くも海を知りました。本人は覚えちゃいないだろうけど。

マンションでの育児といえば、昼夜を問わない子供の泣き声による近所への迷惑を考えてしまいますが、我々の部屋(角部屋)の隣は自宅介護の高齢者が住んでいて、そこの娘さんが「賑やかだとウチのおばあちゃんが元気になるのよねー、だから気にしないで!」と言ってくれたのが救いでした。

そんな感じで近所には恵まれていたのですが、家の狭さは如何に工夫をしても限界があります。



そのため年が明けて南区に家を買いました(35年ローン)。娘、10か月目。

実家が南区にある僕は、20代から中央区で一人暮らしを始め、桜区で同棲・結婚をして、約10年振りに南区に戻ってきました。隣の芝は何とやらで、いざ住んでみると「さいたま市以外の選択肢があったのではないか」と思わなくはなかったけど、冷静に考えればトータルでは良い選択肢だったのかなと思っています。長年、マイカーもマイホームもマイチルドレンもいない生活でしたが、この一年間でその全てを揃えました。



娘は桜の季節に産まれました。とはいえ、産まれた当初は外出もできず家に籠っていたので桜の記憶があまりありません。1年経ってようやく桜を見上げることができたような気がします。

そんなわけで0歳の娘と過ごした1年間を振り返ってみました。今後とも温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。

おしまい。

(参考リンク)
さいたま子育てWEB