さいたま市の背中(140)『さくら草まつり中止を受けて日本酒を飲む』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

新型コロナウィルスの影響で外出の自粛やイベントの中止が相次いでいます。
ここさいたま市でもパルコやイオンなどといった大型の商業施設が休日を中心に臨時休業をしたり、イベントが中止になったりで多大な影響が出ています。

そんな中、さいたま市が世界に誇る一大イベントが例年であれば4月の中旬に行われるのですが、それもことごとく中止となってしまいました。

そのイベントとは「さくら草まつり」。

さいたま市の西部に位置する田島ケ原に自生する国の天然記念物であるサクラソウを愛でたり、それに関連する野外イベントなどが行われたりする大規模なイベントです。というか室内だけでなく野外イベントでもダメなのね。なんてこったい!

【開催中止】天然記念物指定100周年記念 さくら草まつり’20

田島ケ原への最寄り駅はJR武蔵野線の西浦和駅なのですが、ぼくは別名、「さいたま市で一番の秘境駅である西浦和駅が一年で一番混雑するイベント」なんて地元愛を込めて心の中で名付けていたりしています(なお西浦和駅の秘境具合は過去に記事にしていますので興味がありましたらご覧ください)。

さて、話を戻しますと、今年は田島のサクラソウが天然記念物に指定されて100周年という記念すべき節目だったのですね。100年前・・・1920年。その年に何があったか、パッと思い付きます?調べてみたところ、「大日本帝国が国際連盟に加入」とありました。大日本帝国って!そんな太古から咲き誇るサクラソウ、恐るべし。コロナに負けるな!サクラソウ!(1920年の出来事についてもっと知りたい人はWikipediaを読んでみよう!)

そんな100周年の節目を祝って、さくら草まつりの開催地と同じさいたま市桜区にある内木酒造から限定商品が発売されました。その名は「うらら」。

この「うらら」自体は普段から販売されているので、これは田島のサクラソウが国の天然記念物に指定されて100周年を祝って作成された限定ラベルという位置付けになるようですね。

こちらが通常の「うらら」。

限定ラベル品の購入先は北浦和のイオン。日本各地で地域密着で頑張っているイオンですが、近所のイオンには「埼玉県の地酒」コーナーなんかもあったりして、地元のお酒などを知る良い機会になります。

「ふくいくとした」。初めて聞く日本語でした。調べてみると、「よい香りがただよっているさま」。うーん、そのまま?なお漢字では「馥郁」。日本語って難しいね。みんなも機会があれば「ふくいく」を使ってみよう!使用例:今日のあたなはとてもふくいくですね!←使用後の責任は負いかねます。

肝心のお味ですが、非常に香り高く、飲みやすい。荒川水系で育ったからか、身体にとてもマッチする感じです。そう、それは埼玉の地下水と荒川の水と身体の水分が循環するかの如く。そんな意味不明なことを夢想してしまうくらい「ふくいく」な味でしたよ!

外出の自粛が当面続きそうですが、この機会に家で静かにお酒を飲んで過ごすのも悪くはないでしょう。飲みすぎには注意しつつ、来年のさくら草まつりを楽しみにしながら、この難局を乗り切ろうぜ!

おしまい

(参考リンク)
さくら草まつり(さいたま国際観光協会)
内木酒造

【まつ直近記事3本】
(137)『さいたま市に足りないのは地下鉄だ!』
(138)『湯けむり横丁おおみや!』
(139)『リニューアルした考楽!』

さいたま市の背中(103)『さいたま市の酒蔵を一度に楽しめる限定セット!』

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限定の文字が眩しいぜ!

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

さいたま市も梅雨入りをしましたが、この週末は土日とも晴れでした。
個人的にはビール党だと何度も宣言をしていますが、日本酒も飲みたい時期になりました。
酒処といえば新潟や兵庫、京都などが挙げられるでしょうか。
少なくともさいたま市は酒処ではありませんね。
30年以上住んでいるぼくが言うのだから間違いない。

そんな梅雨の合間の週末。
ビールでも買おうかしらと近所のスーパーへ。
そしたら見つけてしまったのです!

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目立たない場所にありました

さいたま市の日本酒・酒蔵については以前記事にしました
その時には小山本家酒造(西区)の日本酒を取り上げて「さいたま市の日本酒最高!」とか書いたんだけど、
さいたま市には他にも酒蔵があるのに!と他の酒蔵の皆さんはそう思ったことでしょう。
大瀧酒造(見沼区)・鈴木酒造(岩槻区)・内木酒造(桜区)の皆さん、お待たせしましたぁ!
これでさいたま市の酒蔵すべてです!

と、ここまで書いて過去の記事を調べたら、
ナント観光協会がシッカリ商品紹介をしていたという事実。

2016-06-26_22h32_00
あらま

「サイタマくらし」というネーミングの由来も
埼玉大学の美術教育専攻の女子たちがデザインでコラボしているということも
付属のキャップを利用してオシャレなビンをリユースできることも
ぜーんぶここに書かれてます!!!
これじゃ記事の内容が丸かぶりやで。

しかーし!
味に付いては書いてないじゃないの。
ぼくは買いました!自腹で2,000円也!
198円のビールを棚に戻してまで買いました!
それをレポートしてこそ真の観光サポーターだ!
さいたま市の地酒を飲むぞ!

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まずはシャレオツなキャップを見て頂こう

パッケージの背後にお猪口が2つ見えるのは妻もテイスティングを買って出たから。

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1本目!
大瀧酒造(見沼区)の九重桜(ここのえざくら)。

さっぱり味で癖がない!飲みやすい!

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2本目!
鈴木酒造(岩槻区)の万両(まんりょう)

風味豊か!九重桜とは違いは明らか!

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3本目!
小山本家酒造(西区)の世界鷹(せかいたか)

突き抜ける風味!THE日本酒って感じ!

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4本目!
内木酒造(桜区)の旭正宗(あさひまさむね)

甘みを感じる旨さ!女子向きかも!?

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さいたま市も憎い企画を考えたもんだ

はい、いかがでしたでしょうか。
元々そんなに酒には強くないので、4杯飲んで完全に酔っぱらいました。

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酔っぱらいながら書いたテイスティングノート

観光協会のブログによると発売されたのは昨年の11月。
でも今回買った商品のラベルには28年6月製造と書かれていました。
好評により継続して生産されているということでしょう。

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並べてみたくなるラベル(その後捨てたけど)

この地酒の飲み比べセット、市内のスーパー各所で売られている模様。
日本酒が美味しくなるこの時期、さいたま市の地酒を楽しんでみてはいかがでしょうか!

結論:さいたま市はしっかりとした酒処です!!!

おしまい。

(参考リンク)
大瀧酒造(見沼区)
鈴木酒造(岩槻区)
小山本家酒造(西区)
内木酒造(桜区)

【まつ直近記事3本】
(100)『さいたま市夫婦誕生!』
(101)『花見だけじゃない!大宮公園!』
(101)『幻の大宮ナポリタンのランチパックを食べてみた!』