さいたま市の背中(180)『歩道橋の上からさいたま市を縦断する鉄道を愛でる』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

前回は夜な夜なさいたま市上空を通過する飛行機を愛でましたが、今回はさいたま市を縦断する鉄道を愛でたいと思います。これらの記事からお気付きと思いますが僕は乗り物が好きです。好きなのは「撮り」ではなく「乗り」なんですけど。

鉄道を愛でにやってきたのはJR京浜東北線の北浦和駅から徒歩約10分の場所に位置する歩道橋。この歩道橋の脇は子供の頃から何百回も自転車で通過したことがありますが、実際に階段で上まで行くのは初めてです。



地図で見るとここらへん。



ご覧の通り歩道橋の他、道路横が直ぐ線路になっているため、珍しい電車が通過する際などは多くの鉄道ファンがカメラを構えている姿を見ることがあります。



結構な年季が入っている歩道橋。錆び具合が渋いですね。名称や設置年を調べてみましたが、地図でも現地でも確認ができませんでした。平成・令和ではなく間違いなく昭和でしょう。



上って来ました。人が余裕ですれ違えるくらいの横幅。国道などに架かっている一般的な歩道橋よりは広めのイメージです。景色も良いのでここでテントを張ってキャンプをしたくなります。



その景色がこちら。まずは南側の東京方面。線路は全部で8本。全てJR(旧国鉄)。両脇に住宅が建ち並ぶ中、これだけの線路がさいたま市を貫いているのは圧巻です。さいたま市のみならず、この線路がどこまでも続くと思うと旅情をかきたてられます。どの線路が何線に使用されているのかは割愛(自信がないから)。頻繁に通過するのは通常の旅客列車は高崎線・宇都宮線・京浜東北線。その他、特急列車や貨物列車なども通過します。



反対の北側。この線路がこの先、新潟や青森まで続くわけです。これだけの鉄路を延々と敷いた先人達の国造りの情熱は凄まじい。僕はこの線路を通り青春18きっぷなどを利用して青森などに行ったことがあります。線路は続くよどこまでも、ですね。

そんなことを考えていうちに「ゴー」という音と共にやって来た電車。線路に継ぎ目がない場所だと、絵本などにある「ガタンゴトン」ではなく「ゴー」なのですね。



京浜東北線、大船行き。京浜東北線の始発駅は大宮駅。大宮駅からなら確実に座って東京、神奈川方面まで座って行ける優れもの。それにしても埼玉を走るのに路線名に埼玉が入っていないとは。本来なら京浜埼東北線とでもすべきだったのではないか。その意思はJR京線が出来たことでリベンジができたというとなのか(色々歴史的な経緯や都合があるようなので興味がある方はWikipedia-京浜東北線を参照ください)。



そんなことを昼下がりの歩道橋でひとり熟考。そうしているうちに「ゴー」という音を立てどんどん電車がやってきます。これは・・・宇都宮線か?



高崎線、か?

群馬方面に行く「高崎線」と栃木方面に行く「宇都宮線」は電車のカラーが一緒だから、乗り間違えは初心者にはあるあるネタ。僕はかつて高崎線沿い、宇都宮線沿い、両方の職場で働いていたことがあるのですが、遠方からの訪問者から「乗り間違えましたので遅れます!」という連絡を受けることが年に数回ありました。都内からだと大宮駅までは並走しているから気付けば取り返しが着くのだけど、大宮を過ぎると引き返すしかないため泣きます。

そんな感じで想い出に浸りながらも楽しんではいたのですが・・・・



うーん・・・

 

シーン・・・






・・・・暇だ。

本数の少ない時間帯だったのか、10分くらい鳥の「チュンチュン」という音だけを聞いていました。当初は貨物列車とか何本も通過することを期待していたのだけども。

待っていれば来はするのだけど、バリエーションが同じ。ブルーの京浜東北線と、オレンジの高崎線・宇都宮線の共通カラーしかない。同じくさいたま市内の縦断する新幹線沿いであれば、東北・山形・北陸・新潟の各新幹線がかなりの密度で通過するのでもっと楽しめたかも。

でも8本の線路がどこまでも続く迫力のある景色が見れて、歴史の重み(1883年開業)も感じられたのは良かった。天気も良かったし。まさに「大動脈」の言葉通り、ヒトやモノが北へ南へ運ばれて行くのをジオラマを見下ろすかのように観察できた貴重な時間でした。

よし帰ろう。

帰り際に京浜東北線が来たので最後に撮影。

おしまい。

さいたま市の背中(179)『早朝からラーメンが食べたい!(武蔵家 大宮店)』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

お待たせしました、大人気シリーズ「早朝からラーメンが食べたい!」第5弾です。

第1弾:(105)『早朝からラーメンが食べたい!(ラーメン凪 大宮東口店)』
第2弾:(107)『早朝からラーメンが食べたい!(ラーメン山岡家 さいたま宮前店)』
第3弾:(126)『早朝からラーメンが食べたい!(天下一品 大宮東口店)』
第4弾:(170)『早朝からラーメンが食べたい!(ラーメン山岡家 さいたま丸ヶ崎店)』

今回、朝っぱらからラーメンを食べに行ったのは、再開発著しいJR大宮駅東口駅前の「武蔵家 大宮店」。東口の階段を降りて徒歩15秒くらいに位置する店舗です。家賃高いだろうなぁ。オープン日は2020年10月とのことですので比較的新しい店舗です。

武蔵家は都内に本店を置く家系ラーメンのチェーン店、らしい。家系ラーメンの特徴は、豚骨醤油をベースにした濃厚スープ、中太で歯ごたえのしっかりした麺、シンプルなトッピング、といったところか。あまり知ったかぶりをするとラーメンフリークに責められそうなので、これくらいにしておきます。今は日本中に系列、類似の店舗があるので、街中で「〇〇家」という(大抵赤い)看板を見かたことのある方も多いのではないかと思います。さいたま市の近隣だと、大宮の他に志木、川口、川越にも武蔵家はあるようです。

武蔵家はいくつかの店舗で早朝営業を行っています。ここ大宮店でも7時から営業しているとのことで、早朝ラーメンファン(僕)として行ってきました!今回はその模様をお届けします!



ある平日の朝、夜明けを待ちきれなかった僕は、始発電車も動いていない朝4時に大宮駅前に自転車でやってきました。前回の記事で「眠る街、浦和」の記事を投稿しましたが、大宮は埼玉随一の歓楽街、大宮南銀座があるだけに、まさに「眠らない街」でしたね。ご苦労様です。



当然、朝4時には武蔵家は開いていないのですが、既に店内では店員が仕込みを始めている姿が見えました。夜中のうちから働いているのだなぁ。ご苦労さまです。僕は開店前の店舗前の様子を写真に収め、近場のネットカフェで時間を潰すことにしました。



さて夜は空けて朝の7時前になりました。大宮は埼玉県随一の鉄道網を有しているだけに多くの利用客が列を成して駅に吸い込まれていきます。その列から外れるようにしてお目当ての武蔵家大宮店に向かいます。



店舗前には券売機。平日の朝っぱらから通勤者の視線を浴びながら券売機前で悩むのも恥ずかしいので素早く食券を購入します。直観的に選んだのはチャーシュー麺850円。普段ならノーマルの650円にしとくところだけど一日の始まりなので気持ちが大きくなっています。



食券を渡して着席。パーティションがあるとこれはこれで「食」というプライベート空間が保たれているような気がして、一人飯の際は落ち着きます。



家系ラーメンの王道なトッピング類。



ラーメン来たぁ!卵とチャーシューが乗っているものの、基本的にはシンプルなルックスです。卵は朝はサービスとのこと!嬉しい!僕は家系ラーメンではほうれん草を追加トッピングすることが多いのですが、若干慌てて購入したので忘れてしまった、というのをこの時点で気付きました。悔しい。

これまでの朝ラーメンシリーズは夜明け前かつ寝起き直後に食べることが多かったのですが、こうして太陽が昇り心も身体も目覚めてから食べるラーメンは濃厚ではあるけど思いのほか爽やかでした(しかも「濃い目」でオーダーしてあります)。「武蔵家の味」というのを知っている方なら、大宮店の味もそれを裏切るものではないと思います。家系ラーメンが初めての方にもおススメができる王道な味かと思います。

ライスは終日無料。辛い物好きの僕は豆板醤との組み合わせがマストです。これを最後に余ったスープと絡めて食すと背徳感が更に増します。

お客は約10席のカウンターの半分程度。通勤時間ということもあり、皆さんそれぞれ次の目的地に向かうのだろうから回転は非常に早いかと思われます。濃厚である反面、量はそこまで多いわけではないので、朝の空腹感も手伝って、ペロリと完食しました。

ラーメンの香りを漂わせながら大宮駅東口周辺を少し散歩。この景色もここ数年で大分変りました。「昭和感」漂う店舗も結構多かったのですけどね。これから更に開発が続くようです。大宮駅東口方面に行く度に新しい建物が出来ている気がします。



大宮駅舎の「昭和感」も否めないですね。さいたま市や大宮駅周辺人口や、大宮駅の利用人数を鑑みると、少し手狭かなと地元民としては思います。

少し話題が外れました。「武蔵家 大宮店」はそんな大宮駅東口駅前にあります。

朝から濃厚な家系ラーメンを食べたい人は「武蔵家 大宮店」に行ってみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
武蔵家 大宮店(食べログ)

さいたま市の背中(178)『さいたま市の難読地名をあなたは読めるか』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

日本語の難しい所って、必ずしも学校で習った読み方では無いものがあることかと思います。人名はそのうちの一つ。そして土地の名前も何て読むか分からないという経験は多くの人にあるのではないでしょうか。当然さいたま市にも地元民でも「なんだっけ」となるような難解地名があります。今回は僕が独断と偏見で選んだ難解町名を紹介します!

<調査方法>
難解町名をリストアップするにあたり、郵便局の郵便番号検索を参照しました。

<分類方法>
さいたま市は浦和・大宮・与野・岩槻の旧4市が合併して誕生しました。ここでは旧4市をグループ化して、それぞれ1~3つをピックアップしてみました。判定基準は僕の独断と偏見です。

それでは行ってみましょう!

<旧浦和市(現南区・桜区・浦和区・緑区)>
・馬場
・玄蕃新田
・道祖土

<旧大宮市(現西区・北区・大宮区・見沼区)>
・水判土
・風渡野
・植田谷本村新田

<旧与野市(現中央区)>
・円阿弥

<旧岩槻市(現岩槻区)>
・増長

皆さんは幾つ分かりましたか?

それでは答え合わせだ!

<旧浦和市(現南区・桜区・浦和区・緑区)>
・馬場(ばんば)

人名では比較的ポピュラーなので「ばば」と読んでしまいそうだけど、さいたま市では「ばんば」。でも漢字変換で出て来たから案外ポピュラーなのか?個人的には「ばば」さんは会ったことがあっても、「ばんば」さんって会ったことはないけども。

・玄蕃新田(げんばしんでん)
「蕃」さえ読めれば答えは簡単なのだろうけど僕には読めなかった。電話で漢字を説明する際って何て伝えるのだろうか。「玄蕃」でググってみたら「玄蕃寮のこと―日本の律令制において治部省に属する機関である」。なんのこっちゃ。歴史好きならピンと来るのだろうか。(参考:Wikipedia-玄蕃寮

・道祖土(さいど)
これはどこに出しても恥ずかしくない難読地名かと思います。一文字目で「み」あるは「ど」と読んだ時点で間違いですからね。実は僕も旧浦和市民として漢字には見覚えはありますが、読み方を知ったのは今回が初めてでした。少し経ったら忘れてしまいそうだけど。こういう難読地名も市役所職員とかなら知っていて当然なのですかね。

<旧大宮市(現西区・北区・大宮区・見沼区)>
・水判土(みずはた)
個人的には上の「道祖土」と並ぶ難解地名。しかし読み出しは「みず」で決して裏切らない。その次は「はんど」と行ってしまいそうだけど「はた」と急に裏切るツンデレ振り。百歩譲って「は」は許せるが、どこに「た」の要素があるのだろうか?

・風渡野(ふっとの)
「水判土」ほどではないが、これはこれでなかなか厳しい。しかし必ずしも常識外れな読み方でもないのでナゾナゾが得意な人は勘で答えを出せるかも。

・植田谷本村新田(うえだやほんむらしんでん)
当初の選出基準は「長い」というだけでした。しかし区切り位置が不明確で、うっかり「谷本(たにもと)」とか「本村(もとむら)」とか読んでしまうという引っ掛けも。落ち着いて読めば大丈夫。電話で「ご住所は?」と聞かれて、「うえたやほんむらしんでんです」って言うのもなかなか大変かと思いますけども。なお調べたところ、区切り位置の正解は「植田谷本村、新田」だそうです。

<旧与野市(現中央区)>
・円阿弥(えんなみ)
旧与野市とこの後に続く旧岩槻市は区が一つしかないこともあり、元ネタに乏しく選出は一つだけです。僕は一時期、旧与野市に住んでいたので、「円阿弥」という漢字は路線バスの行先表示で、あとは良く行っていたイオンモール与野に隣接している町名ということで記憶にはありました。しかし実際に円阿弥に住んでいた訳ではなく、そこに行くような用事も無いので、正しい読み方を知ることまでは気持ちは向かず、ずっと「えんあや」と読んでいました。「円阿弥=えんなみ」という固有名詞として記憶をするしかないようです。

<旧岩槻市(現岩槻区)>
・増長(ましなが)
最後です。「ぞうちょう」という単語と同じですが、さいたま市では「ましなが」。北海道には「増毛(ましけ)」という、海産物や高倉健氏主演の映画『駅』のロケ地で有名な地名がありますが、その知識を応用すれば解けるかも。

以上です。

今回さいたま市の難読地名を探すにあたり、全ての町名を読み上げてみましたが、基本的には素直に読む地名が多かったです。これを通してさいたま市の全ての地名は読めるようになったと思うので非常に勉強になった次第です。日本各地には珍しい・難しい地名が数多くありますよね

みんなも地元の地名を読めるか改めて挑戦してみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
郵便番号検索

さいたま市の背中(177)『さいたま市民がさいたま市内のビジホに泊まってみた話 第2弾』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

ちゃっかりシリーズ化している「さいたま市内のビジネスホテルに泊まってみた」、第2弾です。第1弾は以下のリンクからご参照ください。

(129)『さいたま市民がさいたま市内のビジホに泊まってみた話』

今回宿泊したのは、JR浦和駅西口から徒歩約5分の場所にある「浦和ワシントンホテル」。



全12階、客室は140室、最上階にはレストランもある立派なホテルです。下のテナントエリアには飲食店やコミュニティFM(REDS WAVE)のサテライトスタジオ、保育園、ジムなどがあり、ビジネスホテルといえどもワンランク上の雰囲気を醸し出しています。







こちらのホテル、建物の存在感はあるので前々から知ってはいますが中に入ったのは初めてです。多くの人にとって地元のホテルに入る用事というのもそうそう無いとは思いますが。

ワシントンホテルは運営会社は藤田観光という大手企業で日本中に系列ホテルがあります。僕も日本各地のワシントンホテルに宿泊をしたことがありますが、各地域の旗艦的位置付けのホテルから、昭和感が漂う渋い雰囲気のホテルまで、様々なタイプのホテルを有しています。その中で浦和ワシントンホテルはその中間あたりに該当するのではないかと思いました。なぜならば・・・県庁所在地駅の近くにある立派なホテルながらとてもレトロな雰囲気を残していたからだ!その模様を紹介していきます!







ロビー階には浦和レッズの地元らしく沢山のグッズやサイン色紙が陳列。レッズファンはここに来るだけでテンションが上がりそうです。



さて早々に部屋へ向かいます。



部屋の鍵は何ともレトロなタイプ。僕は年間何十泊もホテルに泊まるけど、この鍵のタイプはなかなか見ないぞ。チェックイン時にこの鍵を受け取った時、かなり驚きました。久々に見たわ!って。



入室。至って普通のビジネスホテルですね。レイアウトは違うものの、前回宿泊した中浦和のプラザホテルよりは若干広いかも。空が綺麗。でも外の景色はプラザホテルの方が断然良かったな。だってプラザホテルは電車を見下ろせたからな。



浦和ワシントンホテルで宿泊した部屋からの景色は・・・窓から左方面を見ると辛うじて浦和駅西口交差点が。でも普段通過している交差点を上から見下ろすのも新鮮でした。



対比してみたくして交差点から見上げた写真がこちら。奥の茶色の建物がホテルですね。あの中の窓のどこかが僕が宿泊した部屋です。



こういう卓上湯沸機?も今やなかなか見かけない。先ほどのカードキーといい、どれだけレトロなの?と思い調べてみましたが、開業は1998年とのこと。そんなに昔ではない。その頃はまだ高校生でビジネスホテルなんて利用していなかったから比較のしようがないけれども。



最近のビジネスホテルはベッドにコンセントやUSBポートが組み込まれているのが主流ですが、浦和ワシントンホテルでは延長コードがニュッと出ていました。少しでも便利にしたい、しかしコストは抑えたいというホテル側の気合を感じます。



この卓上時計など今や滅多に見ないぞ。でもまだ全然綺麗だし使えるものは今後も使い続けて欲しいと思います。



ロビー階にはソフトドリンク、アルコールの自動販売機の他にロッテアイスの自動販売機も。市内にはロッテ浦和工場があるから地元繋がりで設置したのだろうか?

そんなわけで一通り館内を散策して翌朝の始発に備えて早々に就寝したのでした、ということにはならず(だってまだ15時台だから)、実際には浦和駅周辺で買い物や飲食をしました。チェックインが早かったからか分からないけど利用者はやはりというか少なめでした。まぁコロナ過だし、浦和だし(自嘲)。しかしそれでも浦和は官庁街だし、アリーナのあるさいたま新都心も近いし、アフターコロナでは今以上に必要とされることも増えてくるのではないかと思います。

時間は進んで翌朝、起きたのは3時半。



再び窓から浦和駅西口交差点を見下ろします。ここは眠らない街、ではなくシッカリ眠り街、浦和なので人通りは滅多になく、たまにタクシーが通るくらいです。同じ市内でも大宮とかだったら歓楽街もあるし人通りはありそうだけども。



チェックインを済ませ、来た時とは反対(駅側)から出ます。こちら側には駐輪場が併設されているので、館内のテナントを利用しに来た人はこちらに停めているのでしょうね。



朝4時半の浦和駅前。日中にこんなところで撮影をしたら間違いなく轢かれます。

そして僕は浦和駅発の始発電車に乗り、新鮮な気持ちでさいたま市から旅に出たのでした。

おしまい。

(参考リンク)
浦和ワシントンホテル
Wikipedia-浦和ワシントンホテル

さいたま市の背中(176)『唯一無二で医食同源!百歩ラーメンを食す!』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

まだまだ寒い日が続く平日の昼下がり、久々に「百歩ラーメン」に行ってみようかね、ということで北浦和エリアへ。さいたま市内のラーメン激戦区として名前は上がることは多くはないであろう北浦和、実は結構な数のラーメン屋があります。僕の脳内地図にも北浦和駅周辺には東口西口を合わせて10店舗以上あったような記憶。

実際どれだけあるのか?地図アプリで「北浦和 ラーメン屋」で検索をしたらこれだけヒットしました。10店舗は優に超えますね。なお百歩ラーメンは一番左下に位置しています・



その中で百歩ラーメンは開店して20年以上が経つ、北浦和エリアで存在感を放ってきたラーメン屋です。県南を中心に7店舗(本記事投稿時点)ありますが、ホームページを参照すると発祥はさいたま市のようですね。



「唯一無二」という言葉の「ラーメン部門」があるとすれば、僕は百歩ラーメンに一票を投じたい。その理由が「医食同源」の言葉が表す通り、身体の調子を整えてくれそうなスープ。札幌味噌、博多豚骨、喜多方醤油、など色々なジャンルがある中で、百歩ラーメンはその中のどこにも当てはまらない特徴的なスープを提供してくれます。



系統としては豚骨ラーメンに近いのだけど、「医食同源」の言葉の通り、もしスープだけ飲んだら健康食品になるんじゃないか?というような深みがありつつもアッサリとした味です(←語彙力・表現力が乏しいだけで褒めています、物凄く)。



開店時間は11時。ランチタイムは半ライスと、表には書かれていないけど小鉢も付いてきます。

その小鉢がこちら。一時期はミニサラダだった時もあります。まぁ今は根菜類が高騰していますからね。



個人的に好きなポイントが調味料の選択肢がとても多いこと。順不同ですが、醤油・唐辛子・故障・酢・胡麻・大蒜・胡椒・高菜・長葱(←全て漢字で統一してみた)。気分に合わせて味変も楽しめます。その中で僕のおススメは長葱と高菜。



小鉢の次は半ライス。高菜を乗せます。これがまた辛い。辛さには強い僕でもそう思う辛さ。普通の高菜ならもっと乗せるけど、百歩では遠慮気味です。逆に言えばこれだけでも十分美味い、ご飯がススム。



小食気味の自分にとっては小鉢→半ライスだけでもそれなりにお腹が膨れて来た頃、本命のラーメンが到着。看板メニューの百歩ラーメン+味玉トッピング。メニュー一覧は下に引用させて頂いていますが、百歩ラーメンは720円。なかなか良心的な値段ではないでしょうか。物価高騰時代で結構な努力をしているのではないかと察します。

上述の通り、スープはアッサリかつ深みがあります。それでいて中太の麺はその見た目以上にシッカリとした触感、ドッシリとした重みがあり、思いのほかお腹が膨れます。どっかで飲んできた帰りに罪悪感に浸りながら食べるには最高ですね。

「お腹が膨れます」とか言いっといて替玉もしたんですけどね。いやぁ、100円なら行くっしょ。

北浦和店は駅から若干離れていますが開店後には満席になるくらいの人気店です。正午を回ると行列もできていて、入店を断念したことも数知れず。コロナ過前は深夜2時まで営業していたので、夜遅くの盛況振りも店舗前を通る度に見かけていました。

隠れたラーメン激戦区の北浦和エリア。「唯一無二」で「医食同源」のラーメンを食べてみたい時は百歩ラーメンに行ってみようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
百歩ラーメン