こんなところに!?見つけてみよう!さいたま市内のデザインアート・オブジェ【第1弾】

普段歩いている道、よく訪れる場所で、今まで気づかなかったものをふと見つけて嬉しくなることはありませんか?今回はさいたま市内で見つけた可愛いデザインや気になるオブジェをご紹介します!

① まずは、市民の森・見沼グリーンセンター(さいたま市北区)入口で見つけた門塀のりすのデザイン。ひとつひとつ仕草が違うので可愛いです!市民の森にはりすが放し飼いにされている人気のスポット「りすの家」がありますね。

 大宮公園には子どもに人気の小動物園があります。入口横の外灯の上に、親子の熊のオブジェを見つけました。入口看板の動物達とは違って、リアル・・・。

 大宮第三公園(さいたま市大宮区)の光の門と名付けられている公園入口には虫のオブジェがあります。頭上のカブトムシとトンボに気をとられていると見逃しがちですが、足元には蝶のデザインも!見沼の自然に生息する虫を表現し、ここに設置・デザインされたようです。

 見沼ではたくさんの野鳥にも出会えます。大崎公園(さいたま市緑区)手前の見沼代用水東縁の橋(天神橋)には、カワセミ?のオブジェが付いていました。さいたま市内の公園や川沿いでは珍しい野鳥を撮影しようとカメラを構える人を見かけますが、自然豊かなさいたま市をそんなところからも感じられます。

 また、見沼には竜神伝説が残っています。首都高速さいたま見沼出入口(さいたま市緑区)近くで何か視線を感じました・・・。芝川にかかる大きな橋(新大道橋)に、見沼田んぼとさいたま新都心を眺望する竜が!

さて、ここまででお気づきでしょうか?第1弾のテーマとして、動物や生き物のデザイン・オブジェを紹介してきました。

 岩槻駅前(さいたま市岩槻区)でも見つけましたよ!

金太郎の熊・・・。

さすが人形のまち岩槻で、岩槻駅前ではたくさんの人形のデザインを見つけました!

 最後はサッカーのまち浦和へ。プロフィールでは”架空の動物”とされている浦和レッズのキャラクター、レディア。この伊勢丹 浦和店前のレディア像はサイズが小さくて可愛いんです。天皇杯で優勝して誇らしげ!?

第1弾はここまで。第2弾ではまた違ったテーマでご紹介していきます!

▼ご紹介したスポットはこちら▼

※ 動画「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」は、これまで約40本公開して来ました。最新のコース紹介では、さいたま新都心周辺に点在するパブリックアートをめぐっています。ぜひこちらもご覧いただき【さいたま歩き】を楽しんで、新しい発見をしてください!

競馬場を横断!?浦和駅東口を歩くと商店会の美味しいものや、珍しい景観に出会えます。

今回は浦和駅東口周辺を散策!

まずは浦和駅東口から浦和競馬場へ向かって歩きます。


浦和駅から浦和競馬場までは徒歩約20分。
散歩にはちょうどいい距離ですね。

浦和駅東口を出て、お馴染みの浦和パルコを左に見ながら南浦和方面に向かいます。


信号を渡ってそのまま真っ直ぐ進んでいくと、左側になんとも魅力的なノボリが。

こちらのお店は、さいたま推奨土産品の「うさぎ餅最中と竜眼」でおなじみの、菓子処 加藤製菓さん。

店舗入口には、和菓子好きにはたまらないこんな看板も。


お店に入ると、色々な種類の美味しそうな商品がショーケースに並んでいます。




もう全部食べたいですよね。

和菓子の他にも、毎朝お店で炊いているというお赤飯や、手作りのクッキーなどもありました。


今回は看板に出ていた「大福」と、お勧めいただいた「もちもちdorayaki」と「水まんじゅう」を購入させていただきました。
(食リポは最後に載せておきます!)

お店を出て歩いていると、インパクトあるデザインが描かれた消防署がありました。

こちらは「さいたま市浦和消防署 日の出出張所」。


まさに日の出!?といったかたちのデザインで、とてもユニークですね。

消防署を過ぎて先に進み、こちらの信号を左へ。


そのまま真っ直ぐ進むと、浦和競馬場に到着です。

地元の方はご存知だと思いますが、なんと浦和競馬場は実際に競走馬が走るコースを歩いて横断することが出来ます。
※競馬開催日は立入不可、また開放時間は日によって変動します。

競馬場正面入口の右側道路を歩いて進み、こちらの扉から入ることが出来ます。


横を向くと。。


迫力あるコースが目の前に!

実際に競走馬が走るコースを間近に見れる景観はなかなか珍しいですよね。

近隣の方々は日々の通勤・通学や買い物などで利用されており、コースの内側には広場や公園もあるので、散歩やジョギングをされている方も多くいらっしゃいます。




コースの内側を北側に進むと扉があるので、こちらから競馬場の外へ通り抜けることが出来ます。


浦和駅東口へ戻るコースは、行きとは違うコースで歩いてみます。

競馬場を抜けて突き当たりを右に曲がり、次の交差点を左へ進んでいくと、奥に浦和パルコが見える道路に出られます。



浦和パルコ方面に進んでいくと、右手にあるこちらのお店が、さいたま推奨土産品の「江戸前煎餅」で有名な渡辺煎餅さんです。


お店の外の装飾は季節に応じて変えられているそうで、この日もお花がとても綺麗に咲いていました。

店頭では昔ながらの江戸前煎餅の他、ザラメのついた「さとう」のお煎餅なども販売しています。


美味しい江戸前煎餅の味は多くの方から愛されており、この日も常連のお客様が何人もいらっしゃっていました。


お店を出たところの信号を右へ曲がり、こちらの交差点を一方通行出口の方へ進むと、商店街に入ることが出来ます。


こちらの商店街を進んで右手にあるのが、「手作り蒟蒻」で人気の高松屋さんです。


お店で手作りされている蒟蒻やところてんは、店頭で朝7時半から販売されています。

高松屋さんは市内のイベントなどにも出店されることがあり、その際に販売されている玉こんにゃくは、行列が出来るほど人気があります。

(玉こんにゃくオススメです!)

そしてお店の入口で発見したのが、こちらの「黒おび商店街」ステッカー。

埼玉県では、他の商店街の模範となるような取組を行なっている県内の元気な商店街を「黒おび商店街」として認定しているとのことで、こちらの商店街一帯の「前地通り商店会」は、「黒おび商店街」として認定されていました!

先ほど立ち寄らせていただいた、加藤製菓さんと渡辺煎餅さんも前地通り商店会のお店さんです。

今回実際に歩いてみて、商店街はとても穏やかな雰囲気で、地元の方から親しまれている素敵な商店街だと感じました。

商店街をまっすぐ抜けた先の交差点を右に曲がると、浦和駅東口に出ることが出来ました。

今回の散策ルートの距離を調べてみると、約3km。
浦和駅東口から浦和競馬場までは歩道が整備されている道路が多く、とても歩きやすかったのでウォーキングコースにもお勧めです。




それでは最後に、加藤製菓さんで購入させていただいた和菓子をいただきたいと思います!


まずは大福ですが、朝つきたての生地はすごいモッチモチです!粒あんはやさしい甘さ。1個が大きいので、食べた後にかなりの満足感がありました。

次にもちもちdorayaki。
その名のとおり、生地はしっとりモチモチで、粒あんは優しい甘さでした。見た目は小ぶりな感じがしましたが、食べてみると丁度良いサイズで、とても上品などら焼きに感じました。

そして気になっていた水まんじゅう。
冷やしてから食べたのですが、ツルッモチッに加え、あんのしっとりが合わさって、口の中で溶けていくような食感でした。
ほんのり笹の風味も感じられました。

どれも美味しかったので大満足です。
次回は和菓子と一緒にお赤飯も食べてみたいと思います。

今回の浦和駅東口の散策では、美味しいものに出会い、お店の方々の親切で優しい人柄に触れ、心も胃袋も満たされるとても素敵な散策になりました。

皆さんも良かったら散策して見てください!


今回ご紹介したお店
【菓子処 加藤製菓】
住所:浦和区東高砂6-20
電話:048-882-4923
HP:https://www.katouseika.com

【(有)渡辺煎餅】
住所:浦和区前地2-7-17
電話:048-882-5208

【(有)高松屋】
住所:浦和区東高砂26-21
電話:048-882-3964

 

#夏休み自由研究 のヒントがいっぱい!【さいたま歩き】でオンラインまちたんけん

夏休みの自由研究、テーマはもう決まりましたか?

今日は、さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブックでみつける、小学校で学ぶ「まちたんけん」のヒントをご紹介します。親子で一緒にやってみよう!

 

▼ゼロキロポストって何? たくさんの路線が集まっている大宮駅は東日本の玄関口! 大きな駅の周りでは何が見つかるかな?

▼浦和うなこちゃんの好物は? まちを歩けば老舗のうなぎ店がいっぱい。浦和のまちにはどんな歴史があるのかな?

▼かつて岩槻にはお城があった? 今もまちを歩けば城下町の名残が見つかるよ! お城があったまちにはどんな特徴があるのかな?

 

★活用のヒント★

さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブックは、自分がまちを歩いているような気持ちで楽しめる動画です。動画では、コースごとに市内にちりばめられた見どころをナレーションと説明文で紹介しています。ウェブサイトには、動画のほかにも歩くコースの地図や見どころの詳しい説明つきなので、調べるときの資料としても活用できます。

▶︎さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブックウェブサイトへ

大宮駅の中にある面白いスポットや、駅の周りにある鉄道にまつわるスポットを案内する「鉄道のまち大宮」、江戸時代に中山道の宿場町として栄えた浦和のまちを案内する「中山道浦和宿」、城下町として発展した歴史ある岩槻のまちを案内する「城下町岩槻」など全部で7つのコースを紹介しています。

 

ガイドブックを広げる気持ちで、いろんな動画を見て、オンラインでまちたんけんをしてみよう!

まちには、新しい発見や楽しい出会いがいっぱいです!

ぜひ、この夏はご家族で、さいたま歩きをお楽しみください。

 

▶︎さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブックウェブサイト

▶︎さいたまめ知識

▶︎#StayHomeさいたま お家で楽しもう

さいたま市の背中(152)『3月11日の素晴らしきコンサート@埼玉会館』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

新年度になり新しい生活に入る、入った、という方も多いのではないでしょうか。
過去のことを振り返る暇があまり無い現代ですが、例えば一ヶ月前はどんなことが世間のトピックだったかパッと思い出せる方はどれくらいいるでしょうか。
今であれば「第4波」とか「まんぼう」とか「聖火リレー」などが関心の高いトピックだと思いますが、先月のトピックといえば「震災10年」が挙げられるのではないでしょうか。
そんなわけで今回は少し時を遡り、3月11日のことを書きます。

2011年の東日本大震災。

改めて当時の様子を動画などで振り返ると、物凄いことが起きたのだなと身震いがします。
ぼく自身は震災当時は短期間ですが、仕事の都合で人生で唯一他県(茨城県)で生活をしていた時期でした。
地震の名前に「東北」は付いていますが、茨城のような東北と隣り合う北関東でも被害はありました。
水道などのインフラは止まり、会社(工場)は短期間でしたが操業停止もしました。
もちろん首都圏の住民も帰宅難民であったり、計画停電であったり、多くの影響を受けたと思います。
いずれにしても言葉にならないくらいの出来事でした。

2021年、つまり今年の3月11日、皆さんは何を考え、どのように過ごしていたでしょうか。

ぼくはコンサートにでかけていました。

「こんな日に娯楽なんてけしからん!」なんて思いますか?
いや違うんです。

ぼくもですね、最初はそんなことを思ったんですよ。
コロナ禍でも様々な文化・芸術イベントが中止になったり、アーティストの収入が減ったり、一方で日本は文化・芸術軽視、欧州などでは日本に比べて支援が手厚い、などのニュースなどもありました。

しかし沈んだ心、傷ついた心に音楽の力は偉大です。
そんなことを特別な日に改めて実感したコンサートだったのであります。

そのコンサートとはこちら。

正直ですね、チケットを取った時点では震災とかそういうことは一切考えていなかったんですよ。
過去にブログでも何度か言及をしていますが、ぼくはクラシックギターを学生時代からやっていて、気になるコンサートのためなら趣味の旅行と合わせて日本全国どこにでも行きます。
ギタリストの村治佳織さんは別に熱烈なファンではないけど、著名なギタリストですし、それがさいたま市に来られるっていうことであれば、行かない選択肢はないな、と思ったんです。
で、チケットを取ってから、「あ、公演日は特別な日なんだな」と思い出したのが実際のところです。
ポスターをよく見ると「特別な日、祈りを捧げる演奏会」というフレーズも書いてありました。

やってきました、埼玉会館。
完成は1966年、近代建築の巨匠、ル・コルビジェに学んだ建築家、前川國男氏の設計です。。
浦和駅周辺は大規模な開発が進められているけど、その中でも異彩を放つ歴史的建造物でもあります。
著名アーティストの全国ツアーの埼玉公演などに組み込まれることも多くあるホールです。


なんかいいですね、こういう手作り感&ローカル感のある立て看板。


さて時代はコロナ禍。
コロナ禍でのイベント開催については報道等で見聞きしていると思いますが、クラシックコンサートなどの声の出さないイベントは大分緩和されるようになりました。
そらそうだ、クラシックコンサートのように黙って同じ方向を向いていればリスクは職場や飲食店、交通機関内に比べて相当程度に抑えられると思われますから。
とはいえ不測の事態ってのはやはりあるでしょうから、この日も厳重な感染防止対策が取られていました。
具体的には間隔を空けた入場、体温チェック、消毒、マスク、そしてパンフレットは手渡しでの配布は無しで自分で取って行くスタイル。
また、クラシックコンサートによく行かれる方はご存じと思いますが、こういう場では結構な数の公演チラシが配られます。
しかしコロナ禍ではすっかりその厚みも減ったと感じました。
コンサートの自粛や外国人アーティストの入国制限が影響しているのだな、とこういう部分でもコロナ禍の影響力を感じました。

開演前にホール内を激写。
席は左右両側を1席ごとに空ける対策が取られていました。
ぼくは肩幅が広いので、こういうコンサートホールの座席は狭くて、いつも窮屈を感じていました。
コロナ禍でクラシックコンサートに何回か行きましたが、ここだけの話、ゆったりと音楽鑑賞することができて少し喜んでいます。
その反面、マスクの息苦しさがあるのでどっちもどっちですが。

この日のプログラムはこんな感じ。
ギタリストの村治佳織さんにだけ注目をしていましたが、後半のソリストは小山実稚恵さん。
これまた超著名なピアニストです。

なおこの日は平日の16時開演のコンサートでしたが、(1席ごと空けた状態で)満員でした。
そりゃこの布陣だったらそうだろうなぁと思いました。
ちなみにぼくは仕事を早上がりして都内から駆け付けました。

冒頭は本日の指揮者、尾高忠明さんのプレトーク。
初めて生で拝見しましたが、トークがとても上手で引き込まれました。
震災当時のこと、コロナのこと、大変な時だからこその音楽の力について、熱を持って話してくれました。
やっぱり芸術って大事ですよ、こういう時だからこそ。
ぼくも改めてそう思いましたよ。

さて、コンサートが始まりました。
コンサートレビューはここのメインではないので詳しくは割愛します(←要するにレビューの才能なし)。
アランフェス交響曲は「ギター協奏曲といえばこれ!」という王道中の王道ですが、ぼくはあまり好きじゃないんですよね笑。
あのスペイン曲らしい日本人と真逆の情熱さというか、不安定さというか、リズムが揺れる感じ。
演奏自体はとても素晴らしく、よくロックやポップスのライブでは「声からCD音源」という誉め言葉がありますが、今回はまさに「手からCD音源以上」というクオリティ。
そりゃオーケストラが天下のN響ならそうなりますわな。

協奏曲を全て弾き終わり、アンコールの時間。
村治さんがチョイスしたのは、やはりというべきか震災のチャリティソングである「花は咲く」のギターソロ。
正直ぼくは原曲はファンではないのですが、これの演奏は本当に素晴らしかった。
ギターにしか出せない表現の豊かさ、アレンジの良さ、弦の音色・・・。
壇上のN響の演奏者たちも、シミジミと聴き入っているのが良く分かりました。
偏見だけどソリストのアンコールの時ってオーケストラの演者って落ちてる(ボーっとしてる)気がするんですよね笑。
でも今回はバイオリンとかピアノとか、他のソロ楽器に比べてクラシックギターのレアさもあって、観客のみならず演者も耳を傾けて聴き入っているように見えました。
今日が特別な日だからこそ。
なお音源があるかなと思って探したら本人の演奏がYouTubeにありましたので、興味がある方は「村治佳織 花は咲く」で検索してみてくださいませ。

後半は小山実稚恵さんの登場。
もうね、ギターに比べるとピアノはズルいですね笑。
オーケストラに負けない、いや張り合う音量、表現力。
特に最後の「火の鳥」の迫力は凄まじかったですわ。
これは名曲だから知っている方は多いでしょうね。

「火の鳥」のあらすじ、ご存じですか?
一部、Wikipediaから引用します。

イワン王子は、火の鳥を追っているうちに夜になり、カスチェイの魔法の庭に迷いこむ。黄金のリンゴの木のところに火の鳥がいるのを王子は見つけて捕らえる。火の鳥が懇願するので解放するが、そのときに火の鳥の魔法の羽を手に入れる。次に王子は13人の乙女にあい、そのひとりと恋に落ちるが、彼女はカスチェイの魔法によって囚われの身となっていた王女(ツァレヴナ)だった。夜が明けるとともにカスチェイたちが戻ってきて、イワン王子はカスチェイの手下に捕らえられ、魔法で石に変えられようとする。絶体絶命の王子が魔法の羽を振ると、火の鳥が再び現れて、カスチェイの命が卵の中にあることを王子につげる。王子が卵を破壊したためにカスチェイは滅び、石にされた人々は元に戻り、王子と王女は結ばれる

まつ流にザックリ解説すると「色々困難があったけど、最後は大円満&ハッピーエンド」。
まさに今の世の中に相応しい選曲だなと思いました。
こちらも音源・動画は無数にあるので検索してみてくださいませ。


というわけで、コロナ禍&震災10年に、地元さいたま市の埼玉会館で開催されたコンサートに行ってきたよ、という記事でした。

「コロナ禍&震災10年」
そうサラっと書いてしまったけど、人によってはその濃淡はあるだろうけど、基本的には「もうホントに何なの?」って世の中だと思います。
ここでどんな言葉を書いても響かないと思うけど、芸術に一瞬でも救いを求めても良いのかも?と個人的には改めてそう思った印象深い日となりました。

おしまい。

(参考リンク)
NHK交響楽団 尾高忠明(指揮)小山実稚恵(ピアノ)村治佳織(ギター)
埼玉会館 – 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

【まつ直近記事3本】
(149)『スーパー銭湯飯は侮れない@湯屋敷考楽』
(150)『約20年振りに鶏白湯ラーメンを食べたら大人になったことを実感しました@麺匠むさし坊』
(151)『さいたま市の図書館が全館休館しているから、さいたま市の図書館の凄さと書評を語ります』

さいたま市の背中(149)『スーパー銭湯飯は侮れない@湯屋敷考楽』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

残念ながらコロナを持ち越した2021年ですが如何お過ごしでしょうか。
公共交通機関、飲食店、仕事場所など、多くの人が否が応でも「密回避」を意識するようになったのではないかと思います。
そんなぼく自身はスーパー銭湯が好きで、コロナ禍の前から北浦和エリアにある「湯屋敷考楽」に通っているのですが、コロナ禍においても密に注意をしつつ何度か行きました(緊急事態宣言前ですけど)

「マスクどころか真っ裸で密もへったくれもあるもんかい!」という声が聞こえてきそうですが、入場制限をしたり過剰なくらいに巡回や消毒をしていたりと、施設側の感染対策はしっかりしていると個人的には思った次第です。

入場制限をした際は並びます。
真冬の寒さの中だろうと混雑していれば外で並んでジッと待ちます。

館内もこんな感じでソーシャルディスタンスが設定されています。

少しでも混雑や密を避けるために参考になるのが混雑予定表。

これを見る限り平日・休日問わず、夕方以降は混雑不可避ですね。
そしてこの予測は体感的には概ね正確かなと思いました。
しかしこれを眺めていて気になる点が一つ。

木曜の夜間だけ混雑なし!
木曜にいったい何が!?
面白いテレビ番組とかあるのかな。
それとも金曜日の前日ということで忙しいのかな。
なんとも不思議な現象です。
夜に行くなら木曜が狙い目みたいです。
ちなみにぼくの利用曜日は完全にランダムです。

木曜が狙い目とはいえ、基本的には夕方以降は混雑不可避。
じゃあどうしようかって考えた時に、ぼくは「早めに行く」という行動を取ることにしました。

正確には昼過ぎくらい。
正午には仕事場を出て13時頃に現地到着。
それで混雑は回避できることになるのですが、しかし新たな問題が勃発。
それは「腹が減る!」ということ。
というわけで、ここからやっとタイトルの内容に入っていきます。

ぼくはスーパー銭湯の食事は、高い、美味しくない、という勝手な先入観を持っていて、利用したことはありませんでした。
あってもビールくらいかな。
今思えば全く根拠のない先入観だったけど。

でも混雑回避で早めに行くようになって、腹時計の巡り合わせで利用してみようかなという気持ちになりました。

食欲をそそるディスプレイで飾られています。
うーん、やっぱりチョット高いかな・・・。

券売機前に到着。
この時点で食べたいものはまだ決まっておらず。

食欲と健康と懐事情のバランスにより決定されたのは「肉玉とんこつラーメン」。
フードコートでよく見るベルをもらって席で待ちます。
その後、5分ほど経ってベルがブーブーピーピー鳴ったので取りに行きます。

ひゃーーーうまそぉぉぉー!
豚バラ肉と生卵の組み合わせ、ラーメン好きならピンと来るかも知れませんが、徳島ラーメンを思わせるルックスです。
恐らくですがさいたま市内でこのメニューが食べられるラーメン屋は限られるのではないでしょうか。もしくは無いか。

肉!

麺!

九条ネギ!(かな?)

スープ!

食レポは得意ではないですが、普段はこうやって写真を撮ることはしないので、それだけ嬉しい誤算で興奮していたのだと思います。
濃厚なスープ、豚バラの肉感、卵の甘味、それを繰り返す・・・もうね、濃い、だがそれが良い。

夢中なって食べながら、ぼくは思ったのです。
スーパー銭湯飯は侮れないなっ!

この日以降、何度か利用したけど、いずれも他のメニューに浮気せずにこのラーメンだけを食べ続けていますからね。
だから正確には総合点は出せないかも知れないけどこれだけは言える。

このラーメンは旨い!!!
そしてラーメン屋やフードコートではく、スーパー銭湯とラーメンという組み合わせ。
濃厚なラーメンと合わせて白米も欲しいと脳味噌が要求していたけどそこは理性で却下。

スーパー銭湯飯に対する偏見・先入観を持ってはダメですね。
これは何事も一緒で、まずは試してみる、知ることが大事、という人間力の向上にも繋がるスーパー銭湯飯。
風呂とサウナにしか見向きしなかった湯屋敷考楽だけど、今後は飯も目的に入りそうです。
このご時世だから「みんなも行こうぜ!」とは簡単には言えないけど。

なお食事の前後で仕事もしていました。
なんか独身の一人暮らしみたいな景色ですね。

館内は少し前にリニューアルして、電源付きのテーブルができました。
Wi-Fiも飛んでいるし、なんかもう朝昼晩過ごせそうな勢いです。
もちろん今のご時世では長居は禁物かと思うのでモラルを持ちつつ。
でも仕事をしている風の人は結構見るようになりましたね。
スーパー銭湯とリモートワーク、なかなかシュールな組み合わせです。

そんな湯屋敷考楽、みんなも風呂だけじゃなく飯でも行ってみようぜ!

おしまい

*この記事は緊急事態宣言発出前の2020年11月頃の記録です。当記事投稿時点で発出されている非常事態宣言下においては営業状況等が異なる可能性がありますので、利用の際は各自でホームページ等でご確認してください!

(参考リンク)
スーパー銭湯「湯屋敷 孝楽」

【まつ直近記事3本】
(146)『さいたま市健康マイレージを活用して歩きまくれ!』
(147)『新しい様式でのイルミネーション@さいたま新都心』
(148)『がんばろう さいたま!商品券をゲットしたよ!』