岩槻に所縁のある忍者!?風魔小太郎の謎に迫る!7/24(日)遺構巡り&講演会開催!

それは昨年、
ある一件の問い合わせメールから始まりました・・・

「私は小田原市在住で、風魔小太郎について調べている者です。
・・・(略)・・・
『風魔』は岩槻や越谷の地誌と
密接に結び付いた人物のようなのですが、
地元で話題として取上げたり、
観光の題材にされようというお話は出ていないのでしょうか。」

この「風魔小太郎(ふうまこたろう)」について、
観光協会内でも知る者はおらず、
岩槻観光ボランティアガイド会に聞いてみることに。
しかし、ガイド会でもご存知の方はおらず、
その後、周辺の寺社仏閣等や
郷土史家の方にガイド会がお話を伺ったものの、
なかなか岩槻との繋がりとなる手がかりは見つからなかったので、
一旦、現状報告としてお問い合わせに回答しました。

それから数ヶ月、ガイド会より連絡があり、
なんと、ガイド会と問い合わせのあった方との交流が始まり、
実際に岩槻区内で風魔小太郎に所縁があるかもしれない場所を見つけた!
とご報告いただいたのです。

そもそも風魔小太郎とはどんな人物だったのでしょう?
調べてみると、戦国時代に小田原の北条家に仕えた忍者だったようで、
近年では、ゲームやアニメのキャラクターのモデルにもなっているそうです。
そんな忍者が岩槻と繋がりがある?!
・・・なんだか面白くなってきました!!

その後も実際にガイド会が足を運んで、
風魔にまつわるスポットを研究中。
なんと、風魔の末裔の方にもお話しを伺えたそうです。

そこで企画されたのが・・・ジャン!


7月24日(日)に開催される
「風魔小太郎に関する講演会」と風魔(風間出羽守)遺構巡り
午前中に所縁の地を巡った後、午後に講演会を聞く流れとなってます。
午前と午後、どちらかだけの参加もOK!

実は昨年お問い合わせを頂いたのは、今回講演される向山健司さん。
様々な文献から風魔について調べていらっしゃる方です。
風魔小太郎がどんな人物だったのか、岩槻とどんな繋がりがあるのか?
謎が深い風魔小太郎について、もっと知りたくありませんか?

現在、お申し込み受付中!
定員になり次第締め切りですので、ご興味のある方はお早めにご連絡ください♪

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「風魔小太郎に関する講演会」と風魔(風間出羽守)遺構巡り
・日時:2022年7月24日(日)
・場所:さいたま市岩槻区内
・内容:
 ●午前の部(定員20名)
 ガイドと共に風魔小太郎関連遺構巡り
 9:30 @岩槻駅改札前に集合
 コース:浄源寺~風間圦~黒谷館跡~妙円寺~浮谷
 ※天候によりコース一部変更
 ●午後の部(定員80名)
 13:30〜講演会
 @岩槻駅東口コミュニティセンター
  多目的ルームA
 講師:向山健司 氏
・料金:
 ●午前の部 300円/人(別途バス代要)
 ●午後の部 500円/人
・問い合わせ先:
 岩槻観光ボランティアガイド会
 又は、さいたま観光国際協会まで
 (tel048-647-1021 平日9:00〜17:45)

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筑波大附属中1年生の皆さんと一緒に岩槻を散策してみた!

あっという間に6月になりました。
梅雨の足音が近づいている今日この頃です。

先日、岩槻観光ボランティアガイド会さんが、
「筑波大学附属中学校の生徒さんをガイドする!」
とのことだったので、ちゃっかりお邪魔させていただきました。

今回はその様子をリポートしちゃいます!

①9:30 岩槻駅東口


1年生約120名を乗せたバスが次々に到着!
午前と午後の部に分かれての校外学習で、
今回は午前の部の皆さんとご一緒します。
(午後も約80名いらして、総勢約200名が岩槻について学びました)

なんとこの日の天候は、朝から大雨&強風・・・。
バスを降りた瞬間から強い雨風に吹かれます。
生徒さんは12組に分かれて、それぞれのコースを回ります。

②9:50 遷喬館
儒学者の児玉南柯が1799年(寛政11年)に開いた私塾で、のちに藩校となりました。
現在も建物が残っているものは非常に少なく、埼玉県内で唯一残っているのが、ここ遷喬館です。
生徒さんにとっては、茅葺き屋根を見るのが初めてだったそうで、
建物が目に入るや否や「何だろう?」と興味津々でした。

③10:10 岩槻人形博物館
20分程自由時間が与えられ、それぞれ館内を見学します。 
どんどん雨脚が強くなり、建物の屋根から雨が滝のように流れていました・・・。
館内の様子は、先日のブログで取り上げたのでこちらからご覧ください。

④10:45 時の鐘
1671年(寛文11年)に設置、1720年(享保5年)に改鋳以来、岩槻城下の人々に時を知らせており、県内では、行田や川越の鐘よりも古いと言われています。
ガイド会の話によれば、戦時下に発令された金属類回収令の際にも、この鐘は回収されなかったそう。
昔から変わらない、同じ鐘の音を聞けるというのは、何だかロマンがありますね。

また隣のイチョウの木は1896年に植樹されたもの。
岩槻では3番目に古いイチョウです。
(一番古いのは樹齢約140年の岩槻小学校のイチョウ)

この辺りでやっと雨が上がりました。
蒸し暑くなる中、まだまだツアーは続きます。

⑤武州鉄道の小径
途中、武州鉄道の小径を歩きます。
1924年(大正13年)に蓮田〜岩槻間が開通、1938年(昭和13年)に廃止された武州鉄道の線路跡です。
ガイド会さんによれば、
昭和4年に東武線の「岩槻町駅」が開設されますが、
この時すでに武州鉄道の「岩槻駅」があったため、区別するために東武線の駅名には「岩槻『町』駅」とされ、のちに武州鉄道が廃止されてから「岩槻駅」となったそうです。
東武線が高架上を走っているのも、地上には武州鉄道が通っていたからだとか・・・面白いです!

⑥11:15 浄安寺
山門の別名である「槍返しの門」の伝説*を聞いたあと、境内へ。

*かつて岩槻城下の出入口にあった門で、のちに浄安寺に移築されたものだそう。
一説では、将軍吉宗の一行が日光参詣の際にこの門を通ろうとしたところ、門が低く槍を立てたまま通れないので屋根を壊すように命じましたが、岩槻藩主が槍を返して(倒して)通させたことから、「槍返しの門」と呼ばれています。

裏の墓地に回って、児玉南柯のお墓を見たら、最後のスポットへ向かいます。

⑦11:40 岩槻城大構
1587年頃(戦国時代末期)に豊臣連合軍の攻撃に備えて城下町の周囲に築かれた土塁で、現在はここに一部が残っています。
高さ4m、幅8m、全長約8kmに渡って築造されたとの記録があり、
当時の地図を見ながら、その防御力についてや、登り下りで生活が大変だったこと等を学びました。

12:00 解散

時間に限りがあったため、まだまだ話し足りない様子のガイド会さんでしたが、筑波大附属中の皆さんは楽しんでいただけたでしょうか!?
今後はいいお天気の時にぜひいらしていただき、
お弁当も城址公園の気持ちの良い空の下で楽しんでもらいたいものです。
(この日は残念ながらバスの中で召し上がったそうです)

今回のコースは約2時間半!
歩いたコースのマップはこちらです▼



また、岩槻観光ボランティアガイド会にガイドを依頼したい!
ガイド会のメンバーになってガイドがしてみたい!
という方は、こちらからお問い合わせお待ちしております。

また、「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」では動画とWEBサイトで街歩きが楽しめます★!
岩槻観光ボランティアガイド会おすすめコースは「城下町岩槻コース」
今回ご紹介したスポット以外も登場しますので、ぜひお楽しみくださいね♪

◆◆◆2022年7月3日(日)「人形のまち岩槻 朝顔販売会」開催!◆◆◆
詳細はこちら

おかしの学校!?ロッテ浦和工場の見学施設が大規模リニューアルしました!


お口の恋人、ロッテ。

この度、ロッテ浦和工場の見学施設が、食の楽しさ、作る楽しさを発信する学びの場「ロッテおかしの学校」としてリニューアルされました!

リニューアルオープンは5月16日ですが、今回特別に開校前に体験入学(工場見学)させていただいたので、内容を少しご紹介したいと思います!


エントランスに入ると、学校のロゴがお出迎え。


ロッテおなじみの商品がデザインされた、とても楽しいロゴですね!

まわりを見渡すと、こんな美味しそうな椅子が。


まさかパイの実と雪見だいふくに座れる日が来るとは驚きです。

他にも、トリックアートで写真撮影できるコーナーもありました。


とても遊びゴコロ満載な空間ですね!

先へ進むと教室があります。
その名も「おかしな教室」。


思わず、スゴイ!と声が出てしまいます。

壁面には、おかしがデザインされたステンドグラスや、国外で販売されている商品が展示されています。
国外の商品のパッケージが見られるのは面白いですよね。


どこを見ても楽しめる、とてもお洒落な教室です。

席に着いたら、おかしの学校の説明を受けます。


「教科書」が配られ、その中においしさの秘密のクイズがあります。
工場を見学しながら答えを見つけましょう。
※教科書は、パイの実、ガーナチョコレートの2種類あり、当日の見学コースにあわせて配布されます。


教科書は持ち帰れるとのことなので、家に帰ってからも復習ができます。
工場見学の記念にもなるので良いですね!

いよいよ、工場見学のスタート!
工場では、おかしの製造工程や、実際の製造ラインを見ることができる他、体感しながら楽しく学べる様々なコーナーがあります。

コーナーの一部をご紹介!

「ひみつの箱」


体感展示「チョコの滝」


「マジックウォール」

その他のコーナーや、実際におかしが製造されている様子については、見学された際のお楽しみに!

※通常は見学日の工場の稼働状況に応じて、「パイの実コース」と「ガーナチョコレートコース」の2コースいずれかを当日のお楽しみとして体験できます。

工場を見学した後は、教室に戻ってクイズの答え合わせをします。


教室にあるこちらのビジョンでは、製造工程などを確認できる「おさらいムービー」や、商品の歴史や誕生秘話、ロッテのSDGsの取り組みなどの情報を見ることができます。



教室の後方には、パイの実のデザインと一緒に記念撮影ができるコーナーもあります。


そして工場見学の最後には、ロッテ商品のお土産のプレゼント!
実際に製造ラインを見た後に商品を手に取ると、喜びもひとしおです!


「ロッテおかしの学校」では、おかしの楽しさや美味しさの秘密だけでなく、食育やSDGsなども学ぶことができました。
子供から大人までどなたでも楽しんでいただけると思うので、とてもオススメですよ!
みなさんも是非、「ロッテおかしの学校」に参加してみてください!

遠方でご来場が難しい場合は、より手軽にオンラインで体験していただける「おかしの学校リモートチョコレートセミナー」もあります。
それぞれのご予約方法については、公式ホームページでご確認ください。

【ロッテおかしの学校】
住 所 さいたま市南区沼影3丁目1−1
参加費 無料(完全予約制)
休業日 土日祝日/お盆休み/年末年始/工場メンテナンス日


女性がモデルの五月人形!? 岩槻人形博物館で展示中(7/3まで)!

5月5日は端午の節句。
岩槻の人形店でも兜や勇ましい五月人形、鯉のぼり等が店頭に並ぶようになりました。

岩槻人形博物館(通称:にんぱく)でも、素敵な五月人形がお出迎え。


桃太郎や金太郎など元気な男の子の人形とは異なり、
こちらは女性がモデルとなっている、「神功皇后・武内宿禰・従者」。
文化3年(1806年)頃に作られたもので、優美ななかにも美しい姿!!

神功皇后は「日本書紀」に登場する伝承上の人物で、
妊娠中(しかも臨月!)ながら戦に挑み、その帰路でお子様(のちの応神天皇)を出産したという伝説があるそうです。


重たいお腹を抱えて敵地へ赴くとは、
神功皇后・・・なんと度胸のあるママなのでしょう!!
勇ましい立ち姿ですが、その表情からは優しい母性も感じられます。
そして応神天皇、無事に生まれて何より!
左側の武内宿禰の腕の中には生まれたばかりの応神天皇の姿が。
愛おしそうに見つめていますね。
こんなママから生まれた赤ちゃんなら、きっと健康に育つでしょう!
ママ似で勇敢な人に育つのかしら?
・・・などと、展示室で人形を眺めながら妄想が止まらなくなりました。
想いを馳せて人形を眺めてみるのも、にんぱくでの楽しみ方の一つかもしれませんね。

この「神功皇后・武内宿禰・従者」は7月3日(日)まで展示予定です。

この他にも、常設展では様々な時代に作られた雛人形や、人形作りが学べる展示がたくさん!
衣装などにみられるその時代の流行等を見比べたり、表情の違いを楽しんだりと、楽しみ方は様々。


また、4月29日(金•祝)から企画展「郷土玩具~おまもり・えんぎもの~」がスタートします!さいたま市内で作られた郷土玩具も展示予定です。
ちなみに、5月1日(日)は「さいたま市民の日」で観覧料(個人)が無料!
この機会にぜひお出かけください!! 


また、岩槻人形博物館の後は、
「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」で岩槻散策はいかがですか?

城下町岩槻コースは岩槻観光ボランティアガイド会のオススメ!
人形の他にも、歴史ある建築や寺社仏閣、屋根上の瓦鐘馗、食い違い道路など、時代の名残を感じられるスポットもたくさん登場します。
お出かけ前にチェックして、岩槻を満喫しましょう♪

木の魅力を体感!木の総合情報発信館「木力館(きりょくかん)」に行こう!


岩槻区にある「木の博物館 木力館」。
木力館には木についての情報が、ぎゅっと詰まっています。

こちらが建物の外観。


六角形の木造建築で、漆喰と木の壁仕上げとのこと。
とても風情がある佇まいでありながら、どこか力強さと風格を感じます。
開館から16年以上経ちますが、年月を重ねる毎に味わいが出てくるところも木の魅力ですよね!

館内に入ってみると、大きな吹き抜けに天窓があります。


天窓から射し込む光と木の自然な色合いがとても癒されます。

大きな螺旋階段や迫力ある木柱。


館内は全てが木に包まれた、温もりのある空間になっています。

見てまわっていると、ユニークな商品を発見!


「青森ヒバ小ブロック」。

積み木かな?と思って説明をよく読んでみると、健康グッズでした!
散歩やテレビを観る時などに手の中で転がしたり握ったりすると、脳の活性化やストレス解消、握力増強などの効果があるとのこと。

職員さんに勧められて触らせてもらいましたが、握ると手のひらに心地よい刺激があって、クセになる気持ち良さがありました。
木の触り心地ってなんでこんなに優しいのでしょうか。
驚くほど軽いので、散歩にオススメという理由も納得です!

青森ヒバ小ブロックの他にもヒノキ小ブロックもあるので、好みの香りを選べますよ!

続いて目に留まったのはこちら。


「桧の香り 入浴用」。

この手がありましたか。。。
これを湯船に浮かべれば、家でも憧れのヒノキ風呂気分を味わえてしまう代物です。

更にこちらの商品は、使っていくうちに香りが弱くなってしまっても、紙やすりなどで表面を削れば香りが元どおりになるとのこと!
木の性能は本当にスゴイです。


また、節や脂があるところ(写真でみると茶色かったり黒く凹んでいる部分)の方が、より香りが強いと職員さんに教えていただきました。

木は水に濡らすと香りが強く出るという特性(←こちらも教えていただいた知識)を利用したアイデア商品ですね!

木力館では楽しく学びながら木の知識を深めることができるので、とてもオススメです!
ぜひ、皆様にも木の香りと肌触りを五感で直接体感していただきたいです!

販売や展示の他にも、木と家に関する講座や木の工作、積み木遊びなどの体験学習イベントも定期的に開催しているので、興味がある方は木力館ホームページをチェックしてみてください。

【木の博物館 木力館】
住所 さいたま市岩槻区新方須賀558-2(株)大忠敷地内
電話 048-799-1560
その他詳細はこちらをご覧ください。